デジタルカメラ遍歴 その1

「男」という生き物は基本的にメカ好きで、特に私たちは小さい頃からプラモデルを一生懸命作ったりして遊んでいた世代ですから、大人になっても何かをいじるのが好きなのでしょう。その対象物は人によって様々で、クルマだったりバイクだったり、あるいは音響機器だったりデジタル機器だったり。かくいう私も、いくつになってもそれらの興味が尽きることはありません。

最近また発作が出そうで、一生懸命になってデジタルカメラを調べているのであります。持ってるべさ。はい、まったくその通りなのですが、この世界は進化が著しく・・。と言うよりも、日頃から使用している際になかなか思うように撮れないシーンが出てくると、もしかしたら別のデジカメなら撮れるかもしれないと思ってしまうわけです。腕の無さを棚に上げて。

この発作はイケナイと思いつつ、記憶と現物の棚卸しを兼ねて、少し頭を冷やしてみることに。

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1台目 1990年代後半頃 カシオ QV-11

背面に液晶が付いたデジカメとしては、おそらく初期の頃の製品だったと思われます。物珍しさに購入したものの、よく使った記憶はありません。確か25万画素で内蔵メモリのみでした。おそらく紛失したものと思われ、家中どこを探しても見当たりません。

2台目 2000年 ペンタックス EI-200

211万画素のCCDに2インチの背面液晶が付いたカメラ然としたデジカメで、東口のヨドバシカメラで購入した事を今でも鮮明に憶えていますので、よほど嬉しかったのでしょう。今思えば大きくて重い機種でしたが、パソコンに画像を取り込むようになったのはこの機種からで、当時の画像は今も保存されています。兄に貸したまま。

3台目 2001年 ソニー DSC-P30

おそらくペンタックスがあまりにも大きくて重いので小さいのが欲しくなったのでしょう。 と言っても現在の基準からすれば十分に大きいのですが。130万画素ですが、発色も良くクッキリと撮れるなかなかの優れものでした。マクロも3センチまで寄ることができ、今でもブログ用として使えたかもしれません。先輩に売却後、車のトランクで水没させたとのこと。

4台目 2003年 サンヨー DSC-MZ3

200万画素、光学3倍ズームという平凡なスペックなのですが、なかなか侮れない基本性能を持ち合わせた名機で、事前に色々と調べてからヨドバシで購入したのを憶えています。これは現在姪に貸し出していますが、別のものと交換に返してもらおうと考えていますので、手元に戻ってきたら再度使いこなそうと思います。大きめのCCDや秒速15連写が楽しみです。

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5台目 2007年 富士 FinePix S6000fd(写真)

ここからは現在も所有しているデジカメで、そのなかでもこれが一番古い機種ということになるのですが、こうしてみるとサンヨーのMZ3をずいぶん長期間にわたり使用していたことがわかります。ちなみにこの機種は10倍の望遠が欲しくて購入したもので、カタチは一眼レフのようですが実はそうではなく、当時は「ネオ一眼」などと呼ばれていました。手ブレ補正機能が無いことなど、今では惜しい!と思われる点もあるのですが、私には十分な630万画素と手動ズームや優れた基本性能など、今後も大切に付き合っていこうと思っています。ただし本体が大きいので、クルマでの旅行以外には出番がありません。

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ここまでで、すでに5台も購入しているのでした。これが多いか少ないかは別として、ご興味の無い方にはバカか・・と言われそうですし、マニアの方にはまだまだ甘いと言われそうです。

おそらく新機種購入の度にもっともらしい言い訳を並べ立てていたはずなのですが、今後も言い訳を考えるべきか、あるいは旧機種を見直してみるべきか、6台目以降は次回に続きます。