目を疑った4月の雪

今朝起きて、一瞬目を疑いました。え?冗談でしょ?カーテンを開けると雪が降っているのです。しかもチラホラではなく、意外にも本気で。すでに4月で、しかも今日は21日。良くない冗談です。

のほほんとさくらを楽しんでいた今週でしたが、そのツケが回ってきたのか、週末近くからパタパタし始めました。季節が逆戻りした昨日は仙台市内で、そして今日は多賀城で10時から仕事の予定が。

大丈夫なの?これ。道路を確認すると、うっすらと雪が積もっています。すでにクルマの足元は普通タイヤへと交換し終わっていますが、今日の仕事ばかりは私だけの問題ではなく、風邪を引きましたと言って休むわけにはいきません。とにかく出動です。窓の正面には、雪と桜のコラボレーション。

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どちらかと言えば、仙台市内では標高の高い場所にある我が家。だからと言って決して酸素が薄いほどではありませんが、平地に比べると確かに積雪は多いと言えます。街へ下りてきて45号線を走るにつれ、さすがに道路の雪は見られなくなりました。しかし、気温は0℃と1℃を行ったり来たり。

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結局のところ、早めに出たせいか時間通りに多賀城へ到着することができたわけですが、いざとなると普通タイヤでも何とかなるものです。おそらくほとんどのクルマが同様に普通タイヤだったと思われますが、気温が氷点下にならなかったことが大事に至らなかった要因で、これには救われました。

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仮にこのまま一日降り続いたら、自宅までたどり着けないだろう。仕事をしながら少し覚悟を決めましたが、昼前には雨へと変わり、夕方には空が見え始めました。まったく冗談がひどすぎます。この季節に雪だなんで。帰りのクルマから眺める夕刻の空がどれだけ美しく見えたことか。そして、近所の桜の間から遠くに見えたお月様にどれだけホっとしたことか。なんとこの時期の仙台での積雪は66年ぶりだとか。もう堪忍していただきたい。春は春らしく。どうか明日は晴れますように。