縁起の良い数字と言えば「１」や「３」や「８」などが思い付きますが、やはり何と言っても「７」がもっとも知られている幸運の数字なのでしょう。「ラッキーセブン」という言葉は誰もが知っており、遊技場などでは「７」が揃えば揃うほど本人に最大の幸運が舞い込むのであります。
私のクルマの走行距離が「77777km」に達しました。これまで保有したクルマの最長走行距離は確か5万kmチョッとでしたので、新車からこの距離まで乗ったのはこのクルマが初めてです。保有期間も同様に、今月末で５年と３ヶ月というのは最高記録を更新中なのです。
マツダの「アクセラスポーツ15C」。人に聞かれた時などは「はぁ？」と言われがちなクルマで、説明するのも面倒なわけですが、私自身はとても気に入っています。これまでの保有歴のなかで強く印象に残っているクルマを３台挙げるとしたら、VWゴルフ（Ⅱ型）、シトロエン・クサラ、そしてこのアクセラスポーツ。このクルマは意外に侮れないバランスを持っていると感じているわけです。
５年を超えても未だにノントラブル。エンジンオイルは半年ごとに化学合成油を交換し、昨年の車検時には初めてMTオイルやプラグ、そして各種フィルター類なども交換しましたが、ブレーキパッドとバッテリーに関してはまだ大丈夫とのこと。たまたま当たりを引いたのか、あるいは国産車の品質が上がっているのか。いずれにしても、もう少しは飽きずに乗れそうです。今や、これと同程度の価格で同等以上の満足感を得られそうな新車は、おそらく見当たらないからです。
さて、この「77777km」ですが、もちろんラッキーなわけでもなんでもなく、長く乗っていればどのクルマも通り過ぎる数値です。そしてご想像の通り、上のトリップメーターは「77700km」の時点でリセットしたにすぎません。言わば、ヒマなオヤジの努力賞ということでしょう。次にこのクルマが「７」を連ねるのは10万km後のこと。さすがにそこまではどうでしょうか。
