美ぎ島ミュージックコンベンション2012

去る5月27日。古謝本店で昼食を済ませた私たちは、駐車場が混雑する前に入ってしまおうと、すぐに与那覇前浜ビーチへと向かいました。到着したのは13時半。ステージでは音出しのリハーサルが行われており、本番のスケジュールは14時から20時までの長丁場です。

問題は、父をどうするかでした。いくらなんでも、6時間以上をここで過ごさせるのは難しいだろうと。そのことを前日から弟と相談し、夕方には一旦抜けだして父を宿まで送り、ライブの終了まで宿で待っていてもらおうということになりました。父もそれでOKということで問題は解決。

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美ぎ島(かぎすま)ミュージックコンベンション in 宮古島。今年で8回目なのだそうです。2日間は別会場で有料ライブが行われ、最終日はこの前浜ビーチのフリーライブで終了するというのが恒例らしく、弟はこれを観るために宮古島へ来ると言っても過言ではないのだとか。

朝から今にも雨が降りそうなどんよりとした曇り空の宮古島でしたが、なんとライブが進行していた夕方からは青空が広がってきたのです。

元々は、オルケスタ・デ・ラ・ルスの江川ゲンタ氏が声を挙げて始まったというこのミュージックコンベンション in 宮古島。最終日には地元への感謝を込めて無料ライブを提供して幕を閉じるということになっているのだそうです。

この日の出演者は、bird、オルケスタ・デ・ラ・ルス、古謝美佐子さん、八木のぶお氏、川門正彦氏、サルサ5、ハーベスタ、宮沢和史氏の面々。もちろん私は初めてでしたが、この前浜の美しいビーチをバックに奏でられるそれぞれの音楽は、言葉に出来ないほど素晴らしい時をもたらしました。サルサ5のステージに山崎まさよし氏が突然登場するというサプライズも。

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演奏中の撮影と録音はダメ!と複数のパトロール隊が見回っていましたので、良い子の私は言いつけを守って写真を(ほとんど)撮りませんでした。結局のところ、夕方まで曇り空だったことが逆に幸いしたのか父も最後まで付き合えそうだと言い出し、3人で約7時間をこの前浜ビーチで過ごしたのであります。この心地良さは、一度味わうとヤバいことになりそうです。

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ビーチの入り口に出店していた「めちゃうま たこ源」という地元のたこ焼き屋さん。ご主人と女将さんとお話ししたところ、なんと「築地 銀だこ」の元祖なのだそうです。

その昔に草津などの本土内で展開していた時に銀だこの社長と知り合い、気に入ってもらえたためにたこ焼きのレシピを提供したのだとか。その後「築地 銀だこ」を立ち上げて、今はご存知の通り。

あちらはスゴく大きな会社になっちゃってね~と、まったく嫌味の無い笑顔の女将さん。詳しい話しは分かりませんが、銀だこの社長とは今も親交があり、電話などでお話しするそうです。肝心のたこ焼きは、もちろん抜群の美味しさ。あの銀だこに勝るとも劣らない出来栄えでした。

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弟は6回目だったというミュージックコンベンション in 宮古島。今回は運転手(私)がいたおかげで、ビールを飲みながら観ることができたと喜んでいました。前浜ビーチの風と太陽と音楽。この組み合わせが、これほど素晴らしいものとは。また来年も観られることを願って・・。