ヤマザワ

今のところに住み始めてから今年で早13年。どちらかと言えば仙台市内でも標高が高い地域で、冬は寒くて雪も多く、特にこの時期はドクターガオールになってしまうのであります。

しかし、こと生活するには意外に便利な場所で、コンビニはもちろんのこと、1km圏内に、イオン、みやぎ生協、ウジエスーパー、マックなどがあり、1.5km圏内となると、サイゼリヤ、ロイヤルホスト、半田屋、モスバーガー、ヤマダ電機、ダイシンなどが。衣食住には事欠かないのです。

さらになんと、私が住む集合住宅から道路を一本挟んで目の前に、「ヤマザワ」が明日オープンすることになったようです。確か昨年の秋頃から着工し、冬の日の短さも何のそので、昼夜問わずのスピード工事。あれよあれよという間に出来上がり、3ヶ月ちょっとで完成です。

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山形市に本社を置くローカルスーパーチェーンの「ヤマザワ」。創業はなんと昭和27年だそうで、宮城県へも意外に早くから進出していたようです。これまでは、我が家のうろつきエリアに店舗が無かったこともあり、利用したことがほとんど無かったのですが、明日以降はそうもいきません。

もっとも近いコンビニまで140メートルですが、ヤマザワはそれよりも近くなり、おそらくドアツードアで70メートルほど。遠い親戚より近くの他人、ということになりそうです。

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他人事ではありますが、近くに出店されて迎え撃つ側もたまりません。約10年前にウジエスーパーが近所に出店して、近隣住民の消費動向が少し変わったような気がします。そして明日オープンするヤマザワは、そのウジエスーパーから約500メートルの距離。

このあたりは決して人口がどんどん増え続けている地域ではなさそうですし、明日から買い物の量が倍になるわけではありませんので、まさにお客様の奪い合いが激化することになるのでしょう。

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宮城のウジエスーパーvs山形のヤマザワ。何となくこんな図式が浮かび上がります。震災後のウジエスーパーにはずいぶん助けられ、その食材調達力には驚かされました。最近では以前にも増して宮城県内の食材を積極的に並べています。対するヤマザワは、はたしてどう出るのでしょう。山形も食べ物が美味しいところですから、それはそれで楽しみです。

カミさんはさっそくヤマザワのポイントカードを作るんだと前向きですが、私としては宮城のウジエスーパーにも何とか頑張っていただきたいと思うのです。もちろん、お互いが競い合って良い商品を良いサービスで提供し、その結果この地域により多くの買い物客を誘導し、両社とも大繁盛するのが望まれるところです。しかし、それよりも私がもっとも心配すべきことは、週末のイオン渋滞、ウジエ渋滞に加え、ヤマザワ渋滞からどう回避させるか、ということになりそうです。