ロッテリアの絶妙ハンバーガー

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ロッテリアが昨日16日から新しく発売を開始した「絶妙ハンバーガー」。先日ハムカツバーガーを食べに行った時にクーポンをいただいており、少しばかり気になっていたのであります。発売前日の15日に東京で実施された大々的なプロモーションや、おいしくなければ返金します!という「返金覚悟のおいしさ宣言」が話題を呼び、メディアでも取り上げられたようです。

さて、本当に「絶妙ハンバーガー」なのか、はたまた「微妙ハンバーガー」なのか、返金覚悟という挑戦状を叩きつけられたからには受けて立つしかなかろうということで、また行ってまいりました。

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結論から申し上げます。美味しい!返金を企んで勢い勇んで行ったものの、瞬時に玉砕。

返金の条件はいくつかあるようで、そのなかの一つは食べた量が半分以下であることです。だいたいにして、こっちは腹ペコで挑むわけですから、よっぽどじゃない限り半分で食が止まるはずはありませんし、をむしろ出来れば続けて二つぐらいは食べたかったほどの量なのです。

とにかく、すべてのバランスが良いと感じました。ブラックペッパーを程よく効かせた粗挽き肉、十分に新鮮さを感じる野菜、そしてそれらをまとめるソースもなかなか美味しいのです。肉の食感を思い切り楽しむために袋から取り出してかぶりついても何の汁も垂れませんので、もしかしたらトマトの種の部分は取り除いてあるのでしょうか。不思議でしたが楽でした。

欲を言えば、肉にもう少しジューシーさが欲しいところですが、以前モスバーガーで決死の覚悟で食べた「匠味」も同じように感じましたので、価格を考慮すれば十分に健闘しているかと。

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さて、肝心の価格は360円で、これも「絶妙」です。なぜならば、360円となるとモスバーガーの多くのメニューが射程距離に入ってくるからです。う~ん・・悩みますね。

ただしモスは100円ドリンクがありません。飲み物やサイドメニューを含めて考えると、ロッテリアの方がお気楽に油断してオーダーしても、レジでギョッ!となることは極めて少ないでしょう。

クーポンやメディアにも背中を押されてさっそく食べに行ってしまった「絶妙ハンバーガー」。本当の意味で「絶妙」だったのは、その味よりもロッテリアの戦略だったのかもしれません。

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