おっ！っとっと~！稲庭うどんだ！昨日のお昼前に、国道４５号線の松島手前を北上中のことです。
この道路を通るのは実に久しぶりでしたので、稲庭うどんのことはまったく頭にありませんでした。
通り過ぎた。今、通り過ぎたね。どうする？自分。久々に食べたいなぁ。よしUターンだぜぃ。
というわけで、数年ぶりで立ち寄ってみた「稲庭うどん 七代養助・・」じゃなくて？あれ？店名が変わりましたか？「稲庭うどん 瀧さわ家」となっていますが、店構えや雰囲気は以前のままです。
住所は利府町ですが、松島海岸は目と鼻の先。お聞きしてみると、震災時に津波の被害に遭われ、復旧を機に店名も変えられたのだとか。たしか元々は秋田県湯沢市の大御所「佐藤養助商店」の直系として営まれていたお店。宮城県内では珍しい稲庭うどんの専門店ということもあり、ご存知の皆さんも多い人気店です。そうでしたかぁ。ということは、少なくとも５～６年ぶりの来店となります。
平日のお昼直前だというのに、店内はやがて満席に。店名は変われどお店の方々は以前のままだとおっしゃるとおり、実に安心できるサービスと稲庭うどんの美味しさは健在でした。平日限定だという「日替りこまちセット」は、アサリご飯にサラダといぶりがっこが付いて税込み850円。本来であれば冷たい稲庭うどんの喉越しが最高なのですが、昨日の涼しい気温に惑わされて温かいうどんを。
先日に東北六魂祭でお邪魔した秋田市。事前の計画では、ゆっくりと滞在して秋田の食文化も堪能するはずでしたが、次の日の午前中に急きょ仕事が入ったために、残念ながらトンボ返りとなったのです。そのことがあり、昨日に偶然にも稲庭うどんといぶりがっこに巡り合えたのかもしれません。
昨年の５月に立ち寄った湯沢市稲庭町の「佐藤養助 総本店」。仕事の帰りで17時を過ぎていたこともあり、残念ながら食べることができませんでした。あの時の悔しい思いはすっかり忘れていましたが、ここに来れば佐藤養助商店の稲庭うどんを味わえるわけですね。再認識できたお昼でした。
