今月の中旬、カミさんが友人たちと京都旅行へ行きやがりました。宝ニャンコの世話があり、２人揃って泊まりの旅行をすることが難しい状況の我が家。ここ数年、宮古島へ行くことが恒例となっている私と同様に、数年続けて京都へと行きやがるカミさん。今年は秋の風情を楽しんできたようです。
ご存知のとおり、平安京と呼ばれた時代から江戸時代まで、千年以上にわたって天皇が居所をおかれた日本の古都、京都。なんと毎年５千万人の観光客が訪れ、その３割は秋の時期に集中するのだとか。カミさんたちは８月あたりから作戦を練り始めたことで、ピーチ航空の安い便とホテルを押さえることができたのは幸いだったようです。私にとっては、高校の修学旅行とその後に仕事で訪れただけの京都。カミさんが土産代わりに撮ってきた写真を見て、行った気になっているのであります。
先月末に、父親と私が仙台－関西国際空港を日帰りしたピーチ航空での旅は、どうやら今回の偵察隊ともなったようです。ピーチ機が離着陸する第２ターミナルから、各鉄道の駅が隣接するメインの第１ターミナルまで連絡するバスの車内は、乗客優先の構造でスーツケースを運ぶ配慮がなされていないこと。よって、京都へは第２ターミナル発のリムジンバスを利用したほうが楽チンそうだよと。
おそらく、京都の紅葉のピークは今回の３連休だったのかもしれません。とは言え、場所によっては十分に色付いているこれらの写真を見ていると、今年の紅葉を撮れなかった私はうらやましい限り。
それじゃ京都に行く？そう問われれば答えは実に難しいところです。文化財の宝庫とも言える京都にカメラを持ち込んだら、いったいどれほどの時間をかけて写真を撮りまくるのだろう。ましてや、秋の京都などに飛び込んだならば、満足するまでいったい何日かかるのだろう。そんなことを想像すると、やはり私には宮古島でサトウキビ畑を眺めながら昼寝をこくほうが良いのかもしれません。
