山形一寸亭

本日は仕事で山形へ。上山市で9時半のお約束をいただいていたために、無料化終了後の高速道路を初めて利用しましたが、先月までの混雑ぶりはどこへやら。日曜日の朝ということもあってか、あれほど空いていた高速道路は久しぶりに走りました。今日も晴天に恵まれて絶好のドライブ日和。上山へ向かいながら、その後の計画にも頭を巡らせるのであります。

本当に久しぶりでお会いできたお客様と、雑談半分お仕事半分。あっという間に2時間が過ぎて失礼したのが11時半過ぎ。さて、これから真っ直ぐ仙台へ帰るほど私は真面目なオトコではありません。せっかくの山形ですので、まずは腹ごしらえコースからスタートしたのです。

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朝は肌寒かったのですがお昼前には気温がぐんぐん上昇。こんな日に山形で食べるものと言ったら、「冷たい肉そば」に決まっています。せっかくだから河北町まで行ってしまおうかとスマホで「一寸亭」を調べてみると、山形市内にも「山形一寸亭」というお店があるようです。

あらら?河北町へ行くよりも、はるかに近いじゃないですか。では、そこへ向かいましょうか。例によって、グーグルマップからグーグルナビへ展開して走ること約30分。ありましたありました。初めてお邪魔する「山形一寸亭(やまがたちょっとてい)」。そして運良くもすぐに着席。

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先日に蔵王町でいただいたのは、豚肉の温かい肉うどん。そして今日は山形で鶏肉の冷たい肉そば。まったく肉々しい出来レースと言わざるを得ませんが、それにしてもやっぱり美味しいのです。

ずいぶん昔に、生まれて初めて一寸亭で食べた「冷たい肉そば」ほどワイルドではなく、比較的食べやすい仕上がりとなっており、多くの人に好まれる仕上がりでしょう。

歯応えのある鶏肉の量も意外に多く、サッパリとした出し汁と相まって蕎麦がどんどん進みます。半分ほど食べた時点で、大盛りにしなかったことを激しく後悔したわけですが、向い側に座った高校生のお兄ちゃんへ、河北町にある一寸亭との関係を聞いてみたところ、経営はまったく別で支店ということでもないけれど、元々は一寸亭の出から始まったのだというハナシ。

しっかりしたお兄ちゃんに感心しながら、一寸亭のワイルドな肉そばにも心ひかれるのでした。

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さて、美味しい肉そばでお腹を満たされ、まるで店頭のタヌキのようになってしまったわけですが、今度こそは真っ直ぐ仙台へ・・帰るほど私は真面目なオトコではありません。

せっかくの山形ですので、ひとっ風呂浴びていきましょう。ということで、少し戻って山を駆け登り、蔵王温泉へ。こちらも実に久しぶりでお邪魔したのであります。

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山へ向かうにつれて徐々に見えてくる残雪。蔵王温泉へ到着すると、まだ蔵王スキー場もオープンしていてゲレンデには多くのスキーヤーとスノーボーダーが。この晴天下で滑る気持ち良さは、まさに冬と春を同時に楽しむといった面白さで、見ているだけでもたまらなくなります。

いっそのこと私も道具をレンタルして滑ろうかとも思ったのですが、スーツ姿で滑りだして大爆笑を頂戴するのもなんですので今回は断念し、すごすごと温泉街の浴場へと向かうのでした。

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「川原湯共同浴場」には先客が3人。茨城から日帰りで来られたという青年を議長に、私たち4人の温泉仲間は井戸端会議ならぬ湯舟会議で意気投合。カラダもすっかりほぐれたところでお先に失礼し、駐車場へと向かったのです。もちろん、今度こそは本当に仙台へと帰るために。