ゆるキャラ系の米子焼シーサー

どうやら子供の頃からコレクターとしての資質はまったく無いらしく、何かをコツコツ収集するということは出来ない私ですが、いつの間にか少しずつ集まってきて、そのうちに意識して集めようとしているものがシーサー。まだまだコレクションと呼ぶには程遠い数なのであります。

ご存知のとおり、沖縄地方の建物で門や屋根の上に設置されている魔除けの役割を果たす伝説の獣の像で、私たちに身近なところで考えれば「狛犬(こまいぬ)」などと似たような存在なのでしょう。実際に沖縄県では普通の民家でもこのシーサーをよく目にすることができ、狛犬に比べれば一般の生活の中に深く溶け込んだ存在といえるのかもしれません。

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昨年末にやり残した大掃除のツケを休日に少しずつ返済している今日この頃ですが、本日も換気扇や冷蔵庫内などの掃除を済ませたあと、この際シーサーたちのホコリも落として差し上げましょうということに。掃除というものは、やりだすと意外に止まらなくなるものなのです。

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こうしてあらためて眺めてみると、少しずつ増えてきていることが分かります。と言ってもまだ二十数組。沖縄県内で購入したものに限るというオキテと、仮に現地を訪れることがあっても無理してシーサーばかりを購入してくることはしない、という「ゆるい」コレクターなのであります。

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ここ何年かのお気に入りは、石垣島の「米子焼工房」というところの作品。まさにゆるキャラ系のシーサーで、その表情が実に愛らしいのです。そのカラフルな色使いに加えて、表情がすべて笑顔に満ち溢れている彼ら。このゆるい雰囲気で本当に魔を除けてくれるのかどうか心配になるのですが、見ているだけで心が和み、悪魔が寄りつかなくなるのかもしれません。

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笑っているシーサーたちというよりも、シーサーたちから笑われているような気もしないでもありませんが、さて、仲間が百組を超すのはいつになるのでしょう。今年も弟から宮古島行きのプランがちらほら出てきていますので、「米子焼工房」をもう少し集めてみようと思います。