辛子明太子の綺麗な包み紙

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お届け物を頂きました。仕事上のチョッとしたご褒美的なもので、中身は自分で選択したので届く前から中身は分かっていたのですが、開けてみて驚いたのは、何とも綺麗な包み紙です。

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個人的に好きな色である「朱」と「藍」の組み合わせで、しかも相当に立派な「和紙」。さらには「紐」と呼ぶには失礼であるかのような細めの「帯」で、きっちりと結ばれたその凛々しいお姿。

これにはいくら鈍感な私でも、しばし手の動きが止まってしまいました。これまで見た中でも間違い無くトップクラスの出来栄えで、贈答品でも第一印象が意外に大切なのかもしれません。

昨今はエコ包装が流行りつつあるなかで、今回のように頂く立場になってみると当然包み紙にも目が行くもので、エコではないにしても相手を喜ばす効果的な方法だと再認識するのです。

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さて、中身は「博多 ふくいち」という会社の辛子明太子で、木箱入りの完全な贈答品仕様です。

なぜ「めんたいこ」と読むのか未だにわかりませんが、高校生あたりまで「めいたいし」だとばかり思っていたことは、いまさら誰にも言えません。私たちが子供の頃、「たらこ」はよく食卓にも並び、おにぎりの具にも登場しましたが、「辛子明太子」を口にした憶えはほとんどありません。

この明太子、さっそく熱々ご飯でいただいてみたところ、上品な辛さで実に美味しく、これと味噌汁と漬物程度で私には十分なご馳走なのです。まさに日本人で良かったと思える瞬間です。

ところで、このような包み紙や木箱をなぜか捨てられない性分なのは困りもの。後で何かに使えるだろうと思って取り置きしておくのですが、後で使ったためしは一度たりともないのですね。