セプテンバー

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9月と言えば「セプテンバー」。「セプテンバー」と言えば「アース・ウィンド&ファイアー」。

彼らの代表曲のひとつである「セプテンバー」は1978年の作品で、今月に入ると必ずFMなどで何回か聴かせてくれることになりますので、あえてここでご紹介する必要もないのでしょう。

私が彼らの音楽を初めて聞いたのは、この「太陽神」というレコードアルバムを購入したのがきっかけでした。それまでも兄の影響でソウルミュージックには傾倒していたのですが、’77年にリリースされたこのアルバムで彼らの音楽を最初に聴いて本当にブっ飛んだのを今でも強く憶えており、それ以降ますますソウルやR&Bにハマっていったのは言うまでもありません。

ヒット曲を挙げ出したらキリがないほど実に多くの作品を生み出した彼ら。どちらかと言うとダンスナンバーに多くの名曲を残しているのですが、彼らの演じるバラード曲も侮れないのです。そのなかでもこの曲は、今聴いても彼らのバラードの名曲であることは間違いないのでしょう。

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さて、日本の楽曲で個人的に忘れられない「セプテンバー」が2曲ほどあるのですが、そのうちの1曲が「竹内まりや」さんの曲で、1979年ですからすでに30年も経つというのは驚きです。

これはかの山下達郎氏と結婚される前の作品ですが、結婚後も彼女の才能にはますます磨きがかかり、日本を代表するメロディメーカーと言ってよいでしょうし、彼女の書く詩も素敵です。

そして、時代は逆戻りしますが、私が最初に出会った「セプテンバー」は「チューリップ」です。

名曲である「青春の影」が含まれたレコードアルバム「TAKE OFF」に入っていた曲で、実は「銀の指輪」というヒットシングルのB面だった曲でもあるのですが、1974年という多感な年ごろに聴いたせいか、いくつかの「セプテンバー」の中でも9月には必ず思い出すのです。

これからも私たちが生きている間に、いくつかの「セプテンバー」が生み出されるのでしょうか。