連日の雨に恵まれた沖縄旅行で食べたものすべて

連日の雨にたたられ・・いや恵まれた先月の沖縄旅行。なにしろサングラスは一度も登場させることなく、日焼け止めも使うことはなく、海には指一本入ることなく、もちろん水着を着ることもなく。

自分史上では前代未聞の沖縄旅行となったわけですが、こうなったらやることは食べることしかありません。そうだ。食って食って食いまくろうではありませんか。とは言え、以前のようにいくらでも食べられるお腹ではなく、ここ数年で胃袋も小さくなる一方。しかし「食」は旅の魅力の一つです。

▼ 今回のホテルは朝食付きプラン。コーヒーとマンゴジュースは必須です。

旅の達人である弟氏に「アメノオキナワホントウデノスゴシカタモトム」と緊急電報を打ってみたところ(本当はLINE)、すぐさま返ってきた提案には、美ら海水族館おんなの駅イオンモール那覇ライカム瀬長島の温泉牧志公設市場栄町市場などが打電されていました。う~ん・・。どうすりゃ?美ら海水族館は確かに素晴らしいところですが、本島の南部からは少し距離があります。晴れていれば景色を眺めながらのドライブとなるわけですが、大雨の中をひた走るのもいかがなものか。

結局のところ、この日はちょっとだけアウトレットに寄って那覇市内の国際通りをウロつこうとなったのであります。さてさて。夕飯はどうしますかね。どこかシブい食堂はないものでしょうかね~。

▼ ありましたとも。国際通りから南へ入る平和通り内にお店を構えるニライカナイ食堂。

▼ いいですね~この雰囲気。これぞ沖縄食堂!海外からの観光客の姿もチラホラ。

▼ まるで沖縄食堂の見本となるような献立と価格。素晴らしい!食べる前から三ツ星です。

▼ トーフチャンプルー定食。100円増しで味噌汁をミニ沖縄そばに変更。これマジ美味し!

▼ デザートはもちろん、ぜんざいで決まり。ウマ~。

この日に飛び込みで入った「ニライカナイ食堂」は個人的に大当たり。ご夫婦と思われるご年配のお二人で切り盛りされる小さなお店ですが、お母さんの目が実に優しいわけです。そしてもちろん料理も美味しい。フーチャンプルーと迷ったトーフチャンプルーでしたが、炒め具合と味付けが絶妙。

レジのところに貼ってあった注文ランキングで、確か1位が「レバニラ炒め定食」、2位が「フーチャンプルー定食」と、炒めものが上位を占めるほど。お父さんが厨房で腕を振るってくださいます。

▼ この日は伊計島へ。お!弟氏のオススメ「キングタコス」を偶然にも途中で発見!

▼ 夕食は牧志公設市場の2階食堂街「きらく」で。このお店は初めてであります。

数年前。弟氏に初めて連れてきてもらった牧志公設市場の2階食堂街。今回の旅で一緒に行った友人は未体験だというので、是非ともここは押さえておきたかったわけです。以前に比べて海外からの観光客の皆さん、特におそらく台湾からと思われる観光客の姿が多いわ多いわ。どこの食堂も、それに備えて中国語圏の店員さんを増員中の様子。この日は日本人観光客が少なく、異国情緒たっぷり。

▼ これは耳が~?イエス!ミミガー。

▼ ヒラヤーチー。宮古島でいうナビパンビン。これをクルクル巻けば山形のどんどん焼き。

▼ ソーメンチャンプルー。どうしたらこうもべたつかず焦がさず炒められるのでしょう。

▼ もずくの天ぷら。

▼ 刺し身盛り。南国の魚を侮るなかれ。

▼ グルクン唐揚げ。すべて絵に描いたような沖縄料理の数々。

▼ 翌朝。本来なら青い海を眺めながらの朝食だったはず・・。

▼ 朝食はビュッフェスタイルなのに、食べるものがワンパターン化してねえか?自分。

▼ 最終日は土砂降りの雨の中も首里城へ。

▼ あ~いい!ホットのさんぴん茶(ジャスミンティー)と琉球伝統菓子が実に美味しい!

▼ 3時のおやつはキンタコで。巡り巡って落ち着いたのはキングタコス美里店

▼ タコライスの発祥と言われるお店とのこと。もちろんタコライスをいただきましょう。

▼ な、な、なんじゃこれ!手前はタコライス チーズ野菜。奥がタコチーズバーガー。

▼ おやつなのにボリュームたっぷり。美味しい~!しかも、このサルサソースが大好物!

▼ イートインスペースが充実のキングタコス美里店。店頭の雰囲気もいい感じ。

さてさて。あっという間に最後の晩餐。どうしましょうか。外はどう見ても大雨。なんでもこの日は1時間に80ミリの大雨洪水雷警報が発令中。それならホテル内のレストランで優雅にディナーでもいただくか。いやいやオヤジ二人でそれは無いでしょう。行きますか!ジャッキーステーキハウスに!

▼ というわけで再訪問。ニューヨークステーキとタコス。大雨決行が報われた瞬間でした。

▼ 帰る日の朝がこれだもの。こんなに青かったのね。沖縄の景色って・・。

実に貴重な経験だった今年の沖縄旅行。やっぱり宮古島にしときゃ良かったか?とも思いましたが、この時期の梅雨前線は沖縄本島のみならず宮古・八重山諸島までずっぽり。おそらくどこに行っても同じ天気だったのでしょう。しかしながら、仙台では食べることができない料理の数々で、沖縄満腹旅行はそれなりに楽しいものとなりました。もうこうなったら、秋にリベンジの旅もやむ無しかぁ?