楽天モバイルでタブレットを買い増し

めでたく「HAUWEI P9」を手に入れたことで、とてもご機嫌に過ごされている我が家のカミさん。

やっぱりタブレットも欲しいと言い出して我が家のIT系環境整備計画は継続されたわけですが、結局のところは楽天モバイルで実機を見ることができて価格的にも手頃なHuawei社の「MediaPad T2 7.0 pro」に落ち着いたのであります。もちろん我が家にとっては初タブレット生活が始まります。

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以前から興味はあったタブレット。スマホよりも画面が大きいことで、老眼の私にとってはちょっとした調べものにも重宝するだろう。でも、おそらく外へ持ち出すことはない。なにせ手ぶらが大好きな私にとって休みの日にはポケットに入るモノ以外は持ち出さないことが多く、休日用のバッグすら持っていません。結局は利用価値もなく、元が取れない道具になりそうだという結論だったのです。

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ところが、今回のカミさんによる「タブレット欲しい」発言。そういうことであれば、私もそのハナシに乗ろうではありませんか。というわけで先日に楽天モバイルの仙台駅前店へ見に行ったのです。

機種はこれで十分だね。そう言いながら手に取って確かめた「MediaPad T2 7.0 pro」。問題はSIMカードをどうするかでした。カミさんは旅行などにも持っていきたいと言います。確かに、旅行先で地図を見たり調べものをするには便利ですが、その頻度を考えるとSIMカードが必要なのだろうか。

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そこで思い出したのが、楽天モバイルの「端末の買い増しサービス」。楽天モバイルは基本的に移動体通信サービスを提供する事業者ですから、SIMカードの契約を獲得するのが本業。よって、端末はその付属品として販売しているわけです。つまり、新規の場合にはSIMカードのみ、あるいはSIMカードと端末のセットを提供していることで、最初から端末だけを買うことはできない仕組みです。

ところが、何らかのSIMカードを契約して楽天モバイルの会員になれば、その後は端末だけを購入することができるようです。これが「端末の買い増し」で、いわゆる大手キャリアの「機種変更」に該当するサービスなのでしょう。ただし大手のように通信契約が端末に紐付けされることはないので、買い増しで購入した端末に他社のSIMカードを入れることもSIM無しで使うことも可能なようです。

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結局は、楽天モバイルのウェブサイトに用意されている会員用のページから「端末買い増しサービス」で申し込み、めでたく自宅へ届いた「MediaPad T2 7.0 pro」。ちなみに、当初のもくろみ通り楽天カードを使っての24回分割払い手数料無しの月々1,071円は、この「端末買い増し」にも適用されるのかどうかの記載はありませんでしたが、おそらく大丈夫だろうという期待を込めてクリック。

ちなみにキャンペーンなどの大幅割引きで購入できるスマホ類はSIMカードの契約が必須。買い増しサービスでは若干の割引きが設定される端末もあるようですが、タブレット類は除外されています。

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これまで大手との契約が長かったせいか、様々な契約の縛りのなかで移動体通信サービスを利用することに慣れてしまっていたようです。よく整理して考えてみると、楽天モバイルが縛りを課しているのは今回カミさんが契約した通話SIMカードの1年のみ。私が使っているデータSIMカードには縛りが無く、端末に関しては会員に対して単に販売しているだけですから一切の縛りがありません。つまり、仮に分割払い中に端末を売ってしまおうが、それは楽天モバイルにとっては関係のないこと。端末代金を払い終えるまで、楽天カードから回数分の請求が届き続けるだけということのようです。

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長年の呪縛により2年の縛りで端末代を割り引かれる契約に慣れていた身としては、端末に紐付けされないSIMフリーの移動体通信サービスは実にシンプルでわかりやすく清々しい気分。実は11月に台湾旅行の話しが持ち上がっているわけですが、その際にも現地でSIMカードを購入したうえで差し替えて使えるとなれば、SIMフリー機の利便性や可能性を今後も大いに感じることになりそうです。

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さて、肝心の「MediaPad T2 7.0 pro」。まだひと通りの設定をしたところで使い倒してはいないのですが、一言で言えば質感は価格なりです。7インチのタブレットで23,800円ですから致し方なく、カミさんの「HUAWEI P9」は言うに及ばず、私の「honor 6 Plus」と比較しても全体的にパコパコ感が漂っています。とは言え、実際にパコパコするわけではなく、プラスチックを多用していることで軽く仕上がっているというメリットもありそう。逆に気兼ねなく使えるのかもしれません。

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SIMカードは契約せず、自宅のWi-Fiで使うことにした初タブレット。旅行先などで使う際には、その頻度を考えればテザリングの運用で十分という結論に達しました。今回は先に「HUAWEI P9」を触ってしまったせいで、スローな指紋認証やディスプレイの突っかかりなどが少し気になってしまいますが、手軽に使える手頃なタブレットとしては存在意義を感じるところ。なによりも、新しいスマホとタブレットを手に入れたカミさんの機嫌がうなぎ登りなのが、私にとって最大のメリットです。