機内モードのGPS機能

ここ何年も恒例となっている年に一度の宮古島参り。今年も早々に先週の木曜日から昨日にかけて、ゆったりとお参りしてまいりました。今回は作年に一緒に行った友人とオヤジ二人組の旅。もしかしたら周りからはホモ達同士だと思われたかもしれませんが、そんなことはお構い無し。自分たちの気の向くままに、日々の予定を細かく立てるわけでもなく、ぐだぐだと過ごしてきたわけであります。

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数えてみれば、今年で7回目となった宮古島。そんなこともあり、もはや写真を撮るポイントはさほど多くはないだろうと、今回は2台のコンデジを持ち出すにとどまりました。結局はそのうちの1台は1枚も撮らずに持ち帰り、もう1台で撮影したのもわずか30枚ちょっと。一方で、スマホで撮った枚数は3百数十枚。珍しいことに、この旅はスマホのカメラを主役として使う結果となったのです。

▼ 常宿の「ウェルネスヴィラブリッサ」。チェックイン直後にベランダから。19時20分。

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さて、飛行機の離着陸時に電子機器の使用が制限されることはよく知られています。以前は確か「すべての電子機器のご使用をお控えください」だったはずですが、数年前からは「電波を発する機器のご使用はお控えください。携帯電話などは機内モードにされるか電源をお切りになりますよう・・」という要請に変わりました。つまり、離着陸時においてもデジカメは使えることになったわけです。

そこでスマートフォンに備わる「機内モード」。これまでは確認したことがなかったのですが、いわゆる「機内モード」に設定しても、「GPS」の機能は切れずに続行されることを初めて知りました。

つまり、機内モードに設定して自動的に切れるのは「Wi-Fi」と「モバイルデータ通信」。これにて「電波を発しない電子機器」となり、カメラの機能をGPS付きで使えるということになるわけです。

ということは、スマートフォンで撮影したExif情報にはGPSデータも組み込まれ、機上で撮った写真も面白いことになるかもしれないと思ったら、やはりなかなか面白いことになったのであります。

▼ こちらは地上で、那覇空港内の「A&W」。※ すべての画像はクリックで拡大します。

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▼ ここからは機上で、すでに「機内モード」へ設定。

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これを撮影した電波を発しない電子機器は、以前にも記事にしたHuawei社の「honor6 plus」。窓際の座席だったのでGPSの受信感度が良かったせいか、想像以上になかなか面白い結果となりました。

スマートフォンでの撮影は、特に遠景などではデジカメに及ばないものの、持ち運びが格段に楽チンで、撮った後のデータ展開も実に安易で楽しいという利点がありそうです。今やWi-FiやGPSが備わるデジカメもありますが、旅で持ち物を少なくしたい私には、最適な「これ1台」となりました。