109シネマズで4DX3Dを初体験

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4DX3D。まるで何かのログインパスワードのような雰囲気。通常は「フォーディーエックススリーディー」と読むようですが、もちろん「よんでーえっくすさんでー」でもまったく問題ありません。

私がこの「4DX3D」というパスワードを初めて耳にしたのがつい数日前。カミさんから、およそ300年ぶりに映画へと誘われたわけです。映画すや?うん、映画。ジュラシック・ワールドが「4DX」でやっているらしい。しかも「3D」だって。あややや。なんだそれ。「3D」は知っているけれど。

それにしても、映画館へ足を運ぶのはずいぶんと久しぶりのことです。前回にどこで何を観たかをまったく思い出せないほど。しかし、行けば行ったで満足するのが映画館。今や映画自体を観る手段は昔に比べて格段に増えましたが、あの大画面と音響効果の迫力は映画館でしか味わえません。

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大画面と音響効果に加え、映画のシーンに合わせて座席が動いたり振動したり、水しぶきがかかったり風が吹いたり、さらには香りがしたり煙が出たりとさまざまなことが起こるらしい。事前に調べた情報で「4DX」のことをこのように理解しました。スゴい。まるでアトラクションのような感じ。

そして、その「4DX」を体験するには専用のシアターを持つ映画館に限り、宮城県内では109シネマズ富谷だけだとのこと。ふむふむ。ガゼン興味が湧いてきました。どちらかと言えば映画のタイトルよりも「4DX」自体に。それがジュラシック・ワールドとなれば初体験としては申し分ありません。

今や映画のチケットもネットで購入する時代。109シネマズでは3日前から購入可能とのことでしたが、さすがは人気タイトルの4DX版だけあり、満足できる座席を確保できたのが昨日の21時40分の回。久しぶりの映画は久々のレイトショーとなりましたが、この雰囲気もなかなか良いものです。

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さて、肝心のジュラシック・ワールド。おそらく、この映画は通常版で観ても楽しいと思いますが、加えてメガネによる「3D」効果、さらには「4DX」となって体験できる特殊効果も相まって、実に刺激的で見応えのあるものとなりました。昨年あたりからスーパー! ドラマTVやAXNなどで海外ドラマにハマっている身としては、ストーリーや脚本が想像の範囲内だったわけですが、想像以上だったのは4DXによる特殊効果。座席の動きや水しぶきには、思わず声を出しそうになるほどでした。

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今や映画の通常料金はお一人様1,800円。「3D」となればプラス400円でメガネが支給され、今回の「4DX」はさらにプラス1,000円の合計3,200円なり。通常料金だとなかなか払い応えのある金額なのですが、幸か不幸か私たちは「夫婦50割引(どちらかが50歳以上)」に該当することで(どっちもだよ!)、2名様5,000円で観ることができるわけです。ということで、お一人様2,500円で体験できた「4DX3D」の異次元空間。アトラクション型ムービーとして、十分に満足できる結果でした。

ちなみにこの「夫婦50割引」。いつでも利用できる割引なので実にありがたく、しかも夫婦の証明を求められたことは一度もありません。だからと言って、うっかりパートナー以外の相手と「夫婦50割引」を使おうとなれば、後日にジェラシック・ワールドを見ることにもなるので注意が必要です。