納豆カレーそばのリベンジは納豆そばで

先日の「納豆カレーそば」が思ったほどの美味しさではなく、これなら素直に「納豆そば」にしておけばよかったとの後悔が消えぬままの今日この頃。そこで、そろそろ一発「納豆そば」でリベンジに挑んでおこうと半田屋の門をたたきに出向きましたが、半田屋の屋敷に門は無かったのであります。

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いよいよ「納豆そば」とのご対面です。もちろん半田屋の献立に納豆そばありませんので、かけそばに納豆を単品で追加。さらに、おかか入りのおむすびを一つ。そばとおむすび。この組み合わせはまさに鉄板と言えそうで、街ナカや、その昔は駅ホーム内の立ち食いそばでもお馴染みでした。

「納豆そば」自体も、個人的には実績を感じる献立です。以前は「そばの神田」でも用意されていましたし、東口の「福はら」でもよく食べた一品。さて、半田屋の「納豆そば」はいかがでしょうか。

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これは文句なし!まっとうな「納豆そば」です。美味しい!揚げ玉が無料で用意される半田屋ですので、調子をコイて入れ過ぎたかとも思いましたが、この揚げ玉の食感の七変化もまた楽しや。

立ち食いそば店に比べれば麺も出汁も劣るのは当然ですが、その分納豆が主役になっています。

ところが、終盤に差し掛かり、予想通りの試練が待ち受けていました。暑い!エアコンが稼働している店内とはいえ、暑いでしょ、これ。明治生まれの祖母に「ご飯粒は残すな!」と言われ続けた私にとって、納豆そばの納豆を残すことは、味噌ラーメンのコーンを残すことや挽き肉を残すことと同罪であります。最後の一粒を探すためにすすりこむ熱い汁。熱々で旨いけど、熱くて暑くて汗だく。

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なんなんでしょう。こうも暑いんだから冷たいものを食べればいいのにと思うのですが、結局のところは「温」ものをやっつけてしまう自分。しかしながら、暑い日に熱いものを食べた後の爽快感も悪くないものです。次回はそろそろ冷やし中華か。いや、納豆なしのカレーそばが先になりそうです。