メーカー純正 車載用パンク修理キット

ヤバい。いくらなんでも、そろそろスタッドレスタイヤに交換しなければ。昨日の午後に国道4号線を南下していると、アラレのような雪がバラバラとフロントガラスに勢い良く当たり始めました。外気温は4℃。おそらく路面に積もることは無さそうですが、いずれにせよ交換時期は迫っています。

今シーズンは新品のスタッドレスタイヤということもあり、本来であれば11月中に交換する予定でいたのですが、どうも週末になると天候が崩れ、あれよあれという間に12月。そしてこの寒波。

そろそろヤバいっしょ。スケジュール的にも今日がラストチャンス。重い腰を上げて向かった先は、タイヤを預けているカミさんの実家。タイヤ交換とタイヤ洗浄には実に厳しい季節となりました。

例によってクルマに装備されている工具を使い、交換作業はチョチョイのチョイ。しかし、同時に脱がせたタイヤを洗わなければなりません。これがキツい。水の冷たさにもめげず、なんとか頑張ってすべての作業を終えた頃には雪が落ちてきそうな曇り空。ふぅ・・。やれやれ。来春までさらば。

さて、おいとましましょうか。4輪に装着された新品のスタッドレスタイヤを眺めながら達成感にひたっている自分。あれ?空気圧は大丈夫なの?見た感じでは十分に空気が入っているようです。

買ったばかりだし。大丈夫大丈夫。う~ん。ホントに大丈夫?空気圧は目視でOK!などとは聞いたことがありません。あ!たしかこのクルマには「パンク修理キット」なるものがあったはず。

img_5373

img_5375

img_5377

ひと昔前のクルマには、純正と同じスペアタイヤが装備されていました。つまり、四輪車を買うと5本のタイヤが付いてきたわけです。その後、テンパータイヤなるものが主流となり、今や私のクルマは「パンク修理キット」のみ。これまでのクルマ人生でパンクしたのは1度だけなので、個人的にはこれで十分。新車購入時に取説を眺めていた際、何気に目に留めていたエアーコンプレッサー。これで空気圧のチェックが出来て、足りなければ充填も可能なはず。訓練がてら、試してみましょう。

img_5379

img_5380

純正の装備品だけあって、ずいぶんとコンパクトなエアーコンプレッサーです。これで本当に大丈夫なのでしょうか。アクセサリーソケットから電源をとり、ネジ口式のホースをホイールのバルブにセットすると、針が現在の空気圧を示します。結果は200kpa。どうやらヤバかったようです。見た感じでは十分に空気が入っていると、どの口が言ったのでしょう。この口です。ではスイッチをオン。

ダダダダダダダダ・・。何ごとが起きたのかという音に驚きました。相当にうるさい音で、それはスイッチがオンの間にずっと鳴り響くのです。このコンパクトな姿からは想像できない活気あふれる騒音。そして空気の充填速度は実にゆっくり。カー用品店の軒先に置いてある大型のエアーコンプレッサーをお借りすることがありますが、あのシュワ!っとした感覚を想像していると肩すかしを喰らいます。とは言え、騒音と低速に耐えて待っていれば、確実に仕事はこなしてくれます。お見事!

img_5381

パンク応急修理剤ボトルとエアーコンプレッサーからなる「パンク修理キット」。もちろん頻繁に使うものではありませんが、これがクルマの中に装備されているのは心強いことなのかもしれません。

師も走るという12月。年内中にやるべきことが集中し、アタマがパンクしそうになる時もありますが、残念ながらそれにこれは使えそうもありません。また別の修理キットを準備することにします。