定禅寺ストリートジャズフェスティバル2014

仙台における秋の風物詩とも言える「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」。今年で24回目を数えるそうです。確かに20数年前は9月と言えば初秋だったのかもしれませんが、ここ数年はどうも様子が変わってきているようです。開催日となった先週末の13日と14日は、両日とも不安定な大気の状態が影響した積乱雲に襲われ、仙台市内は一時的な雷雨に見舞われました。風はすでに秋を感じさせるものの、空を見上げれば入道雲。「秋」の風物詩よりも晩夏の風物詩と言えそうです。

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今年も例によって、姪んちの小学生2人を連れてのジャズフェス鑑賞。彼らの楽しみは二つ。一つは募金をするといただけるカシャカシャ。なにやら毎年あれを集めるのが楽しみなようです。そしてもう一つは、片側歩行者天国となる定禅寺通りで私と鬼ごっこをすること。少しは音楽を聴けよ!と言いたいところですが、街のどこにいても音楽が耳に届くこの定禅寺ストリートジャズフェスティバルの楽しみ方は人それぞれ。彼らは彼らなりに楽しみ、そして来年も絶対に行きたいと言うのです。

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もちろん小学生と鬼ごっこばかりもしていられません。とは言え、今年も例年通りに、あちこちを散策しながら偶然にも出会うバンドに耳を傾けるといった聴き方。そのなかで、事前にスケジュールを確認してワンステージを聴きに行ったのが福島でご活躍されるシュガーケン&ビタースウィーツ。

一昨年に初めて拝見し、これは面白いと楽しみにしていたのですが、昨年は残念ながら観ることが出来ず。スケジュールによると、今年の出番は「警察24時」等の番組でお馴染みとなっている国分町交番の隣りに位置する元鍛冶丁公園。そのステージで、14日最終日のトリを務めたのであります。

聴かせて見せるブルース・ブラザーズのコピーバンド然としたステージ。特に男性陣の加齢っぷり(失礼!)が実に華麗で、思わずニヤけてくるような楽しさなのです。あまり細かいことは言うな。楽しくやろうぜ。ブルース・ブラザーズを彷彿とさせるステージのなかにも、そんなユルさ具合がこれまた素敵。あぁ、なにかで参加したい。そう感じさせるところがこのバンドの魅力なのでしょう。

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翌日の15日。なぜか突然キーボードが欲しくなりました。生ピアノの音とローズの音、そしてハモンドオルガンの音。この3つの音色が1台で出せる、さほど高くないキーボードはないものか。ネットでくまなく探し、今日には島村楽器にまで足を運んでいる自分。ヤバい。ヒッジョーにヤバい。どうやら音楽の伝染病に感染したようです。来年のジャズフェスまで何とか治りますように願います。