ソウル食堂 ハッスルジェット

仙台市内では「仙台七夕まつり」の真最中。ここ数年は必ず見に行っているにもかかわらず、今年は珍しく予定が立て込んでしまい、2日目が終了した本日現在でも未だ見物できずにいます。とは言え、市内中心部に限らずとも七夕飾りを見ることができるのが、この時期の仙台なのであります。

今日の午後にクルマで通った荒町商店街。小規模ながらも例年通りに綺麗な七夕飾りが施された荒町は、何となく懐かしさを感じる地域でもあります。そう言えば「モスバーガー」があったなぁ。それも、仙台ではかなり初期の頃に出店したはずのモスバーガー荒町店。どの辺だったっけかなぁ。

以前にあったお店が無くなってしまうと、その場所を探し出すことすら至難になってくる年頃の自分に苦笑い。ひとり顔をほころばせていると、大通りに出る交差点のところでは混雑渋滞のようです。

ふぅ。一息つきながら、ふと左側のお店が視界に。な、なぬぅ!?店名はハッスル ジェット!!

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ほころんでいた私の顔が、一気に大きな笑顔へと変わりました。「ハッスル ジェット」ときましたか。

クルマの中だったのでよく確認できませんでしたが、「氷」の旗が掲げられているからといって氷屋さんではなく、どうやら飲み物も食事も提供する複合カフェのようです。Cafe HUSTLE JET !!

平成風のカフェという言葉に、昭和風のハッスルという言葉が組み合わさったところに面白さを感じてしまったわけですが、ハッスルジェットと聞いて個人的にすぐ頭に浮かんでしまうのはコレです。

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ジッとして聴けと言われても自然にカラダが左右に揺れてしまうリズム。リリースは1975年ですから、まさに昭和時代。たしか当初は謎のバンドということになっていたはずですが、実は日本人のグループだということが明らかになりました。後藤次利氏、鈴木茂氏、林立夫氏、矢野顕子氏と、日本の音楽シーンをリードしていた面々がメンバーとして参加していた、いわゆる幻のグループでした。

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ということで探してみると、当時の一時期はハッスル系がとても流行したことがわかります。有名なのはヴァン・マッコイのハッスルですが、他にも「◯◯ハッスル」が盛りだくさん。ほとんどが70年代ですから、当時に現役で踊っておられた方々は今や還暦が近い大先輩ばかりとなるようです。

最高の滋養強壮食と言われるヤギ汁を食べたからといって、何かに対してハッスルすることは無くなってしまいましたが、久しぶりで思い出したハッスルジェットのおかげで明日の七夕最終日には街でハッスルしたくなりました。荒町のソウル食堂ハッスルジェットにも是非お邪魔したいものです。