別れと出会い 初めての軽自動車生活

あっという間に3月も下旬に差し掛かろうとしています。「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、今年は例年になく寒い日が長く続いたようです。はたして彼岸明けからは暖かくなるのでしょうか。

まるで冬眠でもしたかのように、ずいぶん長くブログの更新をサボってしまいました。この間に訪れてくださった皆さまにはまことに申し訳なく、更新のご期待に応えることができなかった不甲斐なさは心苦しい限りであります。なにげに始めた最初のブログが2009年の2月。3年から長くて5年ぐらいは続けてみようと思っていた日記でしたが、先月であっという間の5年が経ってしまいました。

そのことに気が付くとフッとチカラが抜けてしまい、この5年間に起こったことを顔を赤らめながら読み直して思い出す日々。1週間、2週間、そして3週間。時間が経つほど復帰するのが困難になるのは世の常です。どうするんだ自分。このままトンズラかね?いえいえ、とんでもございません。

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3月は別れと出会いの季節。所有する中では大道具とも言えるクルマにおいても、今月の初旬に別れと出会いがありました。6年4ヶ月を共にしてきた愛車と別れ、かねてより検討していた新人を迎え入れたのです。入れ替えの日には内外装とも念入りに洗車を施し、これまで無事故で活躍してくれた愛車に対して最大級の感謝を。そして、これから訪れる素晴らしい運命を静かに祈るのでした。

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代わって迎え入れた小さな新人君。一昨年あたりから真剣に検討し始めていた軽自動車生活でしたが、様々な条件や社会環境などを考えると、まさに今が乗り時という結論に達したわけです。

クルマ遍歴の十数台目で、初めて経験する軽自動車生活。前車に比べると、全長は100cm短くなり、全幅は27cm狭くなり、車重は400kgほど軽くなりました。この小ささが私にとっては最大の魅力。

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しかしながら、前車よりも15cmほど高くなった車高。立体駐車場に入らない162cmという高さは、これまで所有した中ではダントツの長身。運転席のヒップポイントも明らかに高く、私としてはこの点が最大の悩みどころでしたが、意外にもカミさんや義理の母、さらに実家の父親にも評判が良いのには驚きました。前車より乗り降りがしやすく、頭上空間が広く感じさせるということのようです。

さほど座高が高くない私には、無駄に感じる使いもしない頭上の空間。せめてあと10cmほど低ければ、市街地の立体駐車場も利用でき、全体的なフォルムもより適正になったかもしれません。

最大の妥協点はここだけで、あとは想像通り。いや、実は想像以上の出来栄えだった新人君。さっそく「くろまめ号」と名づけて可愛がっています。クルマは軽く、頭も軽くて身も軽く。そしてもちろん財布も軽い。今年のキーワードは「軽」に決定。動き始めた軽自動車生活。意外に楽しみです。