東北福祉大国見キャンパス学食の油林鶏

先日、久しぶりに東北福祉大学のステーションキャンパスにある学食「郷(ふるさと)」へ立ち寄ったのですが、13時を過ぎていたこともあってかお目当ての定食類は完売状態。少し迷ったのですが、また来ますねと言って後にしました。そう言えば、国見の本キャンパスには二ヶ所の学食があると聞いていたのですが、残念ながら未だに未体験。この日は先の予定があったので立ち寄ることはできませんでしたが、機会があれば是非とも食べに行きたい。そして、その機会がやっと訪れました。

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ここかぁ!関係者からお聞きしていた東北福祉大学国見キャンパスの学生食堂「風土」。大きく「学生食堂」と書かれた案内ボードはあれど、建物の入り口に掲げる「食工房 風土」と描かれた大きな一枚板は、いわゆる「学食」の雰囲気を感じさせません。もしかしたら、ここは「郷(ふるさと」と同様に、少し上等な学生食堂なのでしょうか。そんな期待を寄せながら、さっそく食堂内へと足を進めて有人の食券レジへ。食べるものはすでに決定。もちろん、風土ランチの油林鶏であります。

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学生食堂「食工房 風土(FOOD)」でいただいた油林鶏のランチ。食券を厨房口へ出してその場で待ち、すぐに用意される献立のトレイを好きな席へ運びます。そしてさっそくかぶりついた油林鶏の、期待を上回る美味しさにビックリ仰天。なんと、揚げたてで熱々だったのです。これには驚きました。450円のランチで、しかも学食で、熱い油林鶏を口に出来るとは思ってもみなかったからです。

衣や皮はカリッと揚げられ、肉はとてもジューシー。さほど塩分が強くない甘酸っぱいタレが、ほどよく衣に染み渡っていきます。ご飯に味噌汁、煮物の小鉢に漬物が付いた油林鶏の風土ランチは、学食と考えれば決して安くはないのかもしれませんが、450円以上の価値は十分に感じられる一品。

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国見キャンパス内の音楽堂けやきホールに隣接する学生食堂「風土」。食堂の東西には屋外のテラス席も設けられ、特に東側のテラス席は仙台市内を一望できる絶好のロケーション。正門前には守衛さんがいらっしゃいますが、学食で食事したい旨を申し出れば、どこの誰かと聞かれることもなく、ご丁寧に来客用の駐車場を案内されます。

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キャンパス内ですれ違う職員さんと思しき方々からは「こんにちは」と挨拶され、相変わらずオープンで相変わらず居心地の良い東北福祉大学。他にも美味しそうな献立が揃うこの学食や、大食堂とも言える別棟の学生食堂本店も含め、またここへ来たいと思ってしまうのです。ただ食べるだけではなく、何かを感じて学び取れそうな雰囲気なのは、ここが学び舎だからなのかもしれません。