ヨシダソース

食べ物のネタばかりを続けるのは本意ではありませんが、たまたまタイミング良く手に入れたことで、まるで子どものように嬉しくてはしゃいでしまったのであります。すでにご存知の皆さんも多いのかもしれないヨシダソース。偶然にテレビで目にしてから、ここ1ヶ月ほどずっと物色中でした。

IMGP3089

アメリカでソースを売り出して成功をおさめた日本人のおじさん。テンガロンハットをかぶったそのお姿を、皆さんも何かで目にされたことがあるかもしれません。その吉田さんがソースで成功をおさめたことや、それが日本でも売られていることは、ずいぶん前から承知していました。しかし、特に興味は無かったわけです。ですから、もちろんそのソースを買ってみようとも思いませんでした。

ところが、確か1ヶ月ほど前に偶然にも目にしたテレビ番組で、そのヨシダソースを使って和風パスタを作っていたのです。むむむ?その時にはペンネを使っていましたが、いわゆるタレ代わりにコレを使うと抜群に美味しいというわけです。マジすか?我が家で中華とパスタは完全に私の当番。これまで和風パスタのタレには「めんつゆ」を使っていたのですが、そのヨシダソースに釘付け。

これは試してみたい。パスタ当番としては常に美味しさを追い求める責任もあるわけで、翌日から「ヨシダソース」探しの旅が始まりました。アマゾンでは8百円台ですぐに見つかりましたが、それだけを1本というのも大袈裟です。しかし、捜索は意外に難航。一般的なスーパーでは取扱いがありません。エスパル1階の「ジュピター」で見つけたのですが、その時は客人の送迎中で見事に失念。その後、中央通りの「カルディ」では品切れだと言われ、いよいよアマゾンか?と思っていたら。

IMGP3097

本日、カミさんが仕事で富谷方面へ行くとのこと。あのぅ・・ご多忙のところを大変申し訳ございませんが、泉大沢のイオンにあるカルディで、ヨシダソースを見てきていただけませんか?と懇願。

カルディに置いてあったけど、コレと何を買っていけばいいの? 昼前に奥方様からの電話。おぉ!ありがとうございます。あとは適当に。きのこと鶏肉でもなんでも。めでたく手に入ったようです。

IMGP3104

IMGP3115

少量のニンニクと唐辛子、そして鶏肉をサラダ油で炒めます。次にマイタケとシメジを投入。具材に美味しそうな焼き目がつくように、あえてプライパンをあまり動かしすぎないようにします。粉末の鶏がらスープと、同じく粉末の昆布だしをパラパラと。少量のめんつゆで、具材に少しだけ味を入れておきます。7分30秒で引き上げたディチェコの11番をプライパンに投入。少しあおってから、いよいよヨシダソースを投入。さらに茹で汁を加えて味をみます。少し甘かったので醤油を少々。

IMGP3122

今回の鶏肉ときのこの和風スパゲッティ。判定結果は、星2つです。ヨシダソースが想像以上に甘かったのと、あとは、それを克服できなかった私の未熟さです。唐辛子をもう1本増やすべきだったのと、この甘さを事前によく確認すべきだったようです。いわゆる「照り焼きのタレ」といったような風味を持つ「ヨシダのオリジナル・グルメソース(グルメのたれ)」。

IMGP3112

もちろん、十分に美味しい和風スパゲッティだったのですが、私としてはもっと高みを目指したい。この甘めのソースには、生姜を少々と少し辛みのある大根おろしを乗せても良いかもしれません。これからも、しばらくはこのヨシダソースとの格闘が続きそうであります。