宮古島の夕日

去る5月26日。いよいよ南西諸島への旅も最終日を迎えました。夕方になって向かった先は、「美ぎ島ミュージックコンベンションin宮古島」の野外ライブ会場。今年は前浜ビーチでの無料ライブが無くなったらしく、前浜よりも北部に位置する海浜緑地が本会場になったようです。目の前がビーチですのでロケーションとしては申し分ないのですが、夕日が海ではなく伊良部島に沈むのはご愛嬌。

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目を疑った「木の屋石巻水産」の応援ショップ。宮城県からはるか遠く離れたここ宮古島でお目にかかるとは思ってもみませんでしたが、どうやらミュージシャンの中村キタロー氏が主宰されたようです。「木の屋石巻水産」と言えば、シンボルマークだった大きな赤いクジラ缶のタンクが津波で数百メートルも流された映像は今でも記憶に残っているわけですが、その後に全国から駆けつけてくださった多くのボランティアの皆さんが埋もれた缶詰を拾ってくださったことは大きく報道されました。

おそらく、中村氏も何らかのカタチで一連のボランティアに関わっておられたのでしょう。そして今でもこうして応援してくださっている姿は、同じ宮城県人として頭が下がる思いです。残念ながら同社の缶詰は見当たりませんでしたが、この日はライブの3日目。すでに売り切れたのでしょう。

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ライブを真剣に見入る人。リズムに合わせて踊る人。ステージを背に海を見つめて音に聴き入る人。何リットルものビールを浴びる人。ライブそっちのけで波と戯れる人。夕日をデジカメで撮る人。17時にここへ到着して20時まであっという間の3時間。この自由で大人の雰囲気には魅了されます。

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今年も弟の企画により親子3人で無事に楽しむことができた南西諸島への旅。特に、このミュージックコンベンションのライブ会場において、おそらく我が父が最高齢の観客であろうということは面白い事実であります。はたして、その記録はどこまで伸ばすことができるのか。来年は86歳を迎える父。もし足腰が弱くなってしまったら車椅子でも連れてくるよ。そう言うと父は大きく笑いました。