南西諸島への旅 本場の石垣牛に舌鼓

仙台空港の全日空カウンターで、チェックインしようとした時のことです。那覇乗り換えで石垣ですね?は?いやいや、宮古のはずですが・・。お客様には、那覇経由石垣でご予約を承っております。あ・・そうですか。では、それでお願いします・・。やられた・・。まるでミステリーツアーです。

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先月の後半に、毎年の恒例となった南西諸島への旅行を楽しんでまいりました。企画するのは横浜に住む弟で、私は実家の父を連れてこちらから合流するという、親子三人男だけの少々奇妙な旅でもあります。これまでは宮古島が旅の拠点で、今年も弟から事前に送られてきた日程表にはそう書いてあったのですが、空港での驚きのやりとりは冒頭の通り。航空券や宿の予約はすべて弟が手配してくたので、疑う余地も無かったわけです。そう言えば、「仙台空港に付いたら開けてね」と書かれたもう一通の封書を再度確認してみると、そこには「石垣島」との記載が。完全にしてヤラれました。

どうやら弟は人を驚かせたり喜ばせたりするのがとても好きなようです。いざ、初めての石垣島へ。

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滑走路が延長されて今年の3月に完成したという「新石垣空港」は、旧石垣空港に比べて市街地からは少し遠くなったとのことですが、完成してから2ヶ月ということもあってとてもキレイです。

乗り継ぎ地の那覇は雨降りでしたが、石垣島は晴れ間ものぞく天気。梅雨のまっただ中である沖縄地方ですが、宮古・八重山は沖縄本島よりも晴れることが多いらしく、結局のところ今回の滞在中に雨が降ったのは、この日の夜だけでした。

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先入りしていた弟が空港まで迎えに来てくれ、途中でスーパーマーケットに立ち寄って、さっそく宿へと向かいます。お初となる石垣島の宿泊は、名蔵地区にたたずむコンドミニアムホテル。夕食は庭でのバーベキューという、弟による実に粋なはからいが用意されていました。日中に市場で買い出しをしてくれていたという献立は、石垣牛ハンバーグに石垣牛ステーキ、あぐー豚のロースに、ゴーヤチャンプルーなどなど。到着した初日の夜から、とっておきの石垣グルメを味わったのであります。

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特に、もちろん初めてだった石垣牛のステーキは、この上なく美味しい逸品。300gだという量も、私たち3人には十分過ぎるボリュームでした。ここ近年は牛肉の脂が少し苦手になってきていたのですが、この石垣牛は心配された食後の胸焼けもまったくありません。いやはや、恐れいりました。

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石垣牛と戯れている夢を見たのかどうかは憶えていませんが、2日目の朝は6時半の起床。隊長である弟から、8時の出発を告げられていたのです。さて、いったいどこに連れていってくれるのでしょう。実は弟も今回が初めてだという石垣島。下調べ済みの弟によるミステリーツアーは続きます。