今年最後のさくら 角館

昨日の日曜日に、散歩がてら秋田県の角館まで行ってまいりました。自宅を出てから帰宅するまで12時間以上、往復500km超の日帰り旅行。散歩というには少し遠く、少々疲れも残ったドライブでしたが、おそらく今年最後となるさくらの見納めに、久しぶりの県外旅行を敢行したのであります。

実は先月の28日に、カミさんが友人たちと日帰りバス旅行で角館や乳頭温泉を巡ってきたのです。しかし、その時は完全なるツボミの状態だったらしく、残念ながら寒々とした光景だったとのこと。そのリベンジも兼ね、また母の日孝行ということもあり、義母も連れ出して角館へと向かったのです。

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承知はしていたものの、仙台国際ハーフマラソンによる交通規制で、義母を迎えに行った後のコース取りを誤ってしまい、結局は仙台南ICから東北自動車道に乗ったのが10時半。そのままひたすら北上し、北上ジャンクションから秋田自動車道へ入り、横手ICで下りて13号線へ。途中から県道へ右折して角館手前の105号線へ。途中で休憩を入れながらも、到着したのは13時半近くでした。

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結果は、見事な葉桜。桜の種類によってはギリギリ満開モドキといった姿も見られましたが、おそらくピークは大型連休過ぎあたりだったのでしょうか。先月の28日にはカチカチのツボミだったことを考えると、この2週間で一気にドラマは終わったということになり、途中を見過ごしたようです。

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5年前に角館へ訪れた時の記録を見直してみると、5月1日の時点で一輪のさくらも見られない新緑の状況でした。それに比べれば、今回はまだ少しは花見を楽しめたと言えそうです。なによりも、風情のある角館の町並みや由緒ある屋敷の佇まい。それらは、散り落ちたさくらの花びらもよく似合うわけです。こうして出掛けられる日も限られ、少し距離がある場所となると、なかなかジャストミートさせるのは難しいということです。それでも主役の義母は十分に喜んでくれたのが幸いでした。リベンジのはずだった角館のさくら。リベンジのリベンジは、来年以降に持ち越しとなったようです。