青葉城のさくら 2013

晴天と空き時間に恵まれた昨日、西公園のさくらを楽しんだ後に、その足で仙台市博物館へクルマを移動して近辺を散策してみようと思い立ちました。少しのアップダウンに息を切らせながらも、太陽の下で歩くのは久しぶり。そろそろ引き上げようかと思っていたところへ一本の電話が。急きょ仕事の予定が変更となり、せっかくだからそのまま青葉城址まで歩いて登ろうとなったのであります。

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ご存知の方も多いとは思いますが、仙台市博物館の南裏手から青葉城址までは、歩いて登ってもそう遠くはありません。震災による石垣の崩落で、西回りの道路が未だに通行止めになっていることを考えると、遠回りせざるを得ないクルマやタクシーなどの場合は仙台市博物館を起点にするのが吉。

博物館南側の庭には、初代の騎馬像だという伊達政宗胸像。ご挨拶がてら登山の安全を祈願してからゆっくりと向い始めます。足元は決して悪くはありませんが、スーツに革靴でこのコースに挑む姿はいささか違和感が無いとは言えません。途中で市道に出て、青葉城址の北口までは約15分。

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4月にここを訪れるのは初めてかもしれません。広葉樹が芽吹く若葉の季節にはもう少しですが、さほど多くはないさくらが春を知らせる青葉城址の雰囲気も実に良いものです。平日の午前中とは言え、おそらく県外各地から来られている観光客の姿も多く、ここは仙台を代表する観光スポットだとあらためて認識させられます。相も変わらず伊達政宗公は遠く仙台城下を眺めておられましたが、殿を支える愛馬とは2、3度ほど目が合ったような気がします。次回は是非とも、青葉の季節に。