原始式タイヤ交換作業

私たちにとっては必需品となっているスタッドレスタイヤ。今年は例年以上に雪の上を走ったような気がしますが、それでもおそらく全走行距離の1割以下でしょう。もともとスタッドレスタイヤの乗り味が好きではないうえに燃費も落ちることを避けたい私は、ここ何年も出来る限り遅く履いて出来る限り早く脱ぐことが習慣となっています。そして、今年もいよいよスタッドレスタイヤを脱ぐ季節になったようです。

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タイヤ交換の目安は週間天気予報による気温の推移で、これは履く時も脱ぐ時も同じ。昨年の12月初旬には、確か金曜日の夕方にスタッドレスタイヤを履き、翌月曜日にガツン!と雪が降ったことを思い出します。最低気温が常に氷点下となり、最高気温も4℃前後となると冬タイヤの季節到来。

一方で、最高気温に7℃前後が見られてくるとスタッドレスタイヤを脱いでも良いという判断で、まさに先週あたりからはその気候になってきました。春と呼ぶには少し早いけれど、ようやく冬が終わったような雰囲気。しかし仙台の3月に油断は禁物です。最後の方にドカンと降る場合があるからですが、万が一にもそうなってしまったその時には、風邪を引いたフリをして休むしかなさそうです。

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若い頃はタイヤ交換など自分でやっていたわけですが、青年時代になってからはしばらくディーラーや専門店におまかせ。そしてオヤジ時代に入ってから、また自分でやりだしました。時間がもったいないからです。4本のタイヤをヨッコラショ×4と積み込んで、お店まで出向いて待ち時間。やっと作業が終わって帰宅し、またもやヨッコラショ×4とタイヤを降ろして片付ける。これはしんどい。

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工具はすべてクルマに標準装備されているモノを使います。昔ながらの、いわゆるパンタグラフ式のジャッキをクルクルと手回し。一時は作業が楽な油圧ジャッキと丈夫なトルクレンチでも買おうかと思ったこともあったのですが、やってみるとこれで十分。作業時間にも大きな差はなさそうです。

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まさに原始式タイヤ交換とも言えるこの作業ですが、4本を運んで交換して片付けてちょうど1時間。自分のなかでは、これが終わるといよいよ春を迎える準備が完了したという感じです。仙台での桜の開花予想は4月10日頃だとか。まだ1ヶ月も先ですが、ともかく冬とはおさらばであります。