ハングリーハングリーのナポバーグ

最近はどうにも食欲旺盛気味なのです。具体的には、消化が早くてすぐにお腹が空く感じ。これはいかん。このままだと服のサイズが合わなくなり、カラダにも悪影響が出てくるはず。しかし、腹減りはへりはら。美味しいものは美味しい。こればかりは、しょうがないことなのです。

食欲旺盛になった原因として、考えられることが二つありました。一つは、強い決意のもと昨年末から歯科医院に通い始めたこと。歯や歯茎の状態が少しずつ良くなってくるに連れて食べ物がいっそう美味しくなり、それまで敬遠していたものまでバクバクと食べ始めるわけです。そしてもう一つは、これも年末に食べた満洲飯店のモヤシ超大盛り味噌ラーメン。あれを完食したことにより、胃袋が前年同月比112%に膨らんだことは間違いない事実であります。

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せっかく12%も胃袋の容量が増えたのだから、このまま少し調子に乗って食べることを楽しんでしまおうかと、2週間の間に3度目の訪問となったレストラン「ハングリーハングリー」。山形や作並の行き帰りにお店の存在は認識していたのですが、昨年までは一度もお邪魔したことがありませんでした。この「上愛子」付近、ふだんはなかなか通る機会が無いからです。

西道路をまっすぐ作並方面へ走り、錦ヶ丘へ左折する交差点もまっすぐ行くとやがて2車線が1車線となり、そこからは1~2分ほどで左手に見えてくる「ローソン」と同じ駐車場を有する戸建てのレストラン。ハンバーグ&スパゲッティの看板が、空腹中枢をとても刺激するのです。

どこか懐かしい店内と、どこか懐かしい洋食メニュー。先週に初めてお邪魔した時には、思わずワクワクしてしまったほどです。ハンバーグやナポリタン、ポークソテーやコロッケなど、現代では意外に食べられる場所が少ないものばかり。ある意味、「昭和のレストラン」です。

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今日は思い切って友人を誘ってみたわけですが、予想通りにどうやらハマったようです。私たちの年代は、この味が実に懐かしいのです。二人でいただいたのは、人気の一品であるナポリタンの上にハンバーグが乗った「ナポバーグ」。デミグラスソースがかけられたハンバーグは、ほんのりナツメグの香りが漂う昔風。ナポリタンもご覧の通り、コテコテです。

これが熱せられた鉄板の上に盛られて出てくるものですから、最初から最後まではふはふの熱々でいただけるわけです。ナポリタンの具は玉ねぎとマッシュルームとベーコン。ベーコンだと燻製の香りが残るので、これは逆に安いハムを使う方が本格的な昔風になりそうです。

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前回もそうでしたが、ランチ時は来店客が入れ替わり立ち代りで人気店ぶりがうかがえます。どちらかと言えば、客層の年代はミディアムクラス以上。やはり今や貴重となったこの洋食メニューを求めている皆さんは少なくないのでしょう。店名も空腹中枢を刺激する「ハングリーハングリー」。次回には、以前から狙いを定めていたポークソテーをやっつけてみましょう。