瑞鳳殿の紅葉

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言わずと知れた「瑞鳳殿」。いわゆる「経ヶ峯」と呼ばれる一山すべてが伊達家の墓所でもあり、仙台市内でも有数の史跡であることはご承知の通りです。これまでも、新緑の季節や仙台七夕の時期などに足を運んでいたわけですが、実は秋の瑞鳳殿だけが未経験でした。

今年は山へ紅葉狩りに行けなかった代わりに、仙台市内のいくつかのスポットで秋の色を楽しみました。そのなかで、新たにどうしても訪れたかったのがこの経ヶ峯です。11月の中旬頃から今か今かと瑞鳳殿のホームページをチェックし、天気予報も確認しながら決行したのが一昨日。駐車場のオジさんにお聞きすると太鼓判。今日は最高だよぉ~。バッチリだぁ。

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駐車場のオジさんのご案内はとても的確でした。実は2週間ほど前にも駐車場まで行ってみたのですが、その時には「もうちょっとだなぁ・・」と。標本木をどれにするかで見方も変わってくるのでしょうが、ちょうど入口に植えられた真っ赤な紅葉は100%と言っても良さそうです。

それにしても素晴らしい、色とりどりの紅葉に包まれた瑞鳳殿。経ヶ峯全体としては杉の木に代表される針葉樹が多いわけですが、この時期は特にそれが紅葉と緑とのコントラストをかもしだしています。桃山時代の建築様式を伝えるという豪華絢爛な瑞鳳殿の装飾と、まるで競うかのように色づいた紅葉たち。なるほど、秋の瑞鳳殿は見応え充分な役者揃いです。

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本日は11月の最終日。「秋」と呼べるのは今日までで、明日からは「冬」となるのでしょうか。すでに街はクリスマスや歳末ムード一色で、いよいよ来週末からは定禅寺通りに光が灯されることになります。1年が経つのは本当にあっという間で、今年もこの季節となりました。寒いのはイヤなのですが、綺麗な秋に感謝をしつつ、本格的な冬を待ち受けることにしましょう。