三代目となる新しい営業車

今月の初旬、カミさんが乗っている営業車がリースアップを迎えました。約4年間での走行距離は9万7千キロ余り。今では私よりもはるかに走るのです。とは言え、カミさんはクルマにまったく興味はナシ。むしろ興味津々で口を出してしまうのは、いつも私のほうなのであります。

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いわゆる「外回り」の仕事をしているカミさんは、勤務先からリース車両の営業車を与えられています。東北と北海道は四輪駆動車という条件のもと、予算内であれば比較的自由に車種を選択できるというのは、このご時勢で実にうらやましい限り。本来は私に関係の無いことではありますが、我が家で預かるクルマのこととなれば、車種の選定にあれこれチョッカイを出してしまうわけです。

初代は日産のウイングロード。そして二代目はこのマツダベリーサ。いずれも私の悪知恵を入れ込んで選ばれたクルマ。もちろん会社の営業車ですから、休日などに私用で乗ることは基本的に禁じられているわけですが、それはそれ。ちょっとだけ運転することはありそうです。

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それにしてもこのベリーサは実に良いクルマでした。1500ccのエンジンに4速オートマチックという組み合わせ。何と言ってもボディサイズがちょうど良く、街乗りでも高速でも過不足無く安定して走ってくれたわけです。もう少し多くの荷物を積めたならば完璧だったのでしょう。

さて、今年のゴルデンウィーク明け。三代目となる新しい営業車の選定時期に入った頃。勤務先からはトヨタのウイッシュにしたらどうかという話しが出ていたようです。すでに会社の何人かが乗っており、たくさんの荷物も積めてよく走るというのです。どう思う?とカミさん。いやいや、部外者の私があれこれ意見を述べる立場にはありませんが・・。ウイッシュならインプレッサでしょう。

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四輪駆動が必須でそこそこ荷物が積めて、しかも予算内となると、今や多くの選択肢は残されていません。候補に上がっていたのはトヨタのウイッシュとカローラフィールダー。おやおや、何か忘れてはいませんか?スバルのインプレッサスポーツ。しっかり荷物も積めて、四輪駆動車の元祖。

またまた横ヤリを入れてしまいました。もっともベーシックなグレードであれば、ナビを付けても予算内で収まるはず。走りの安定性はおそらく候補のなかでは一番だし、今回の新型は市場での評価も高そう。1600ccのCVTですから、これまた必要十分なチカラ具合でしょう。

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というわけで、5月の下旬にオーダーしたインプレッサスポーツが納車されたのは今月の初旬。そば屋の出前どころのハナシではなく、これが私の私用車だったらとっくにキャンセルしていたということになります。しかし、乗ってみるとクルマ自体はなかなか良い出来栄えです。

設計の古いベリーサと比べるのは酷ですが、乗り心地もしなやかで上質。スバルのAWDということで車重の重さは少し感じますが、1600ccでも十分なトルクを出来の良いCVTで引き出している感じです。いいね!いやいや、これは私が乗るクルマではありませんでしたっと。

一生のうちに国産全メーカーを乗りたいというバカな私の夢。これで思いがけず「スバル」はクリアです。残るは「スズキ」と「ダイハツ」だけ。スイフトとミライースが頭をよぎるわけですが、カミさんが会社を辞めさせられない限り、このインプレッサがあと4年間は我が家に置かれます。この間に、いっそのこと私はミライースが良いかと。本気で軽自動車に興味津々なのです。