ゆづくしSalon 一の坊 夕食編

前回に引き続き、「作並温泉 ゆづくしSalon 一の坊」。チェックインを済ませながら、セルフサービスで振る舞われるコーヒーをいただきつつ、味噌こんにゃくや蒸しケーキにかぶりつく私たち。おいおい、間もなく夕食もあるわけですし、てーげーにしておきましょーぜ、姉さんたち。

ちなみに、ここ「作並 一の坊」ではスタッフが部屋まで案内するようなサービスはありません。もちろん特に必要ともしないわけで、それはいわゆるホテル系のやり方と理解できそうです。しかし、荷物が多い旅行者やご高齢の方々には、おそらく一緒に運んでくださるのでしょう。

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男性陣と女性陣がそれぞれひとっ風呂を浴びた後は、いよいよお待ちかねの夕食です。今回の私たちに用意されたのは、会食会場でのブッフェプラン。他にもフルサービスの会席プランや宴会場プランなどもあるようですが、おそらくこのブッフェのプランがスタンダードのようです。

時間の予約だけ入れておいた「仙山ブッフェの店」と名付けられた食事処に入ると、前菜がセッティングされた席へと案内されます。もちろんアルコール類は有料ですが、それ以外の飲み物と、約40種類だという献立は無制限食べ放題。とは言え、ゆっくりと歓談しながらの夕食ですので、混み合って料理が取れないということはありませんし、なかなか楽しい献立です。

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ブッフェ専用の厨房が併設されているおかげで、天ぷらは揚げ立て、焼き物は焼き立てが用意されるのは実に嬉しいところ。6面と9面の2種類のトレイでおのおの好きな献立を席へ運ぶわけですが、料理や小鉢もそのトレイの一面に盛られるよう小さめに出来上がっているのはかわいい演出です。結局のところ、私は6面を2回に9面を1回の合計21面でギブアップ。

面白いのは、6面のトレイを持って献立を物色しに行くと、かならず6面を埋めて戻ってくるわけです。これは私に限らず全員が同じ行動。食べたいものを食べられる分だけ埋めれば良いものを、なぜか全面に盛ってしまうようです。おそらく、空き地は絶対に許されないのでしょう。

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最後にデザートの6面を、コーヒーと共にやっつけました。ふだんの食事は腹七分目の私ですが、久々に腹十二分目まで膨らんだ夜。決まった料理を出される食事も残すことが出来ないタチですが、久しぶりのブッフェにも目がくらんでしまったようです。あれも食べたいこれも食べたい。盛り付けも綺麗で美味しそうな献立の数々。一口大が満腹感を麻痺させます。

決して高級食材ばかりが並んでいるわけではありませんが、どれも美味しくて十分に満足できる内容でした。このところ多くなってきている温泉施設での夕食ブッフェ。個人的には、好きなものを自分のペースでいただくことができるこのスタイルは、決して嫌いではありません。時と場合よっては静かな個室を。皆で楽しくやるには、このブッフェが場を盛り上げそうです。