しゃでっこのニャンコたち

今月の初旬。カミさんの姪が「おおぜき動物病院」から預からせていただいた子猫。その後に数日間のトライアルを経て、無事に家族の一員となったようです。まだ3ヶ月ちょっとの子猫の名前は「ぎん」ちゃん。とても人なつこい子猫だそうで、姪家族もすっかり可愛がっているとのこと。そこで、先日のジャズフェスでちびっ子たちを預りに行った際に、私たちも対面させてもらいました。

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「しゃでっこ」とはおそらく「舎弟」からくる方言で、仙台はもちろん宮城県の広い範囲で通じる言葉です。姪のウチで突然「しゃでっこ」を迎えることになった先住猫である「はな」ちゃん。

普段はとてもおとなしい「はな」ちゃんですが、最初はこの子猫をまったく寄せ付けなかったそうです。ところが、5日ほど経った頃、おそらく姉さん猫はしゃでっこの存在を認めたのでしょう。急に心を許したように自ら子猫に近寄っていったとのこと。今ではすっかり弟猫と仲良しに。

人間の世界に限らず、やはり「しゃでっこ」は可愛いものです。その愛くるしい目、そして小さなカラダからくる動き。子猫は見ていて飽きないわけですが、数年ぶりで会った「はな」ちゃんの成長ぶりにも驚きました。可愛いお嬢様だった彼女がこれほど貫禄を増しているとは。

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一方で、品行方正でいつも礼儀正しく、たいへんお行儀が良いと評判の、我が家の「しゃでっこ」。

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相変わらずリンゴジュース店の仕事は一生懸命です。「コロン」と名付けた彼のことを、最近の私たちは「リンゴ屋コロちゃん」と呼んでいるわけですが、遠慮無く成長する勢いで体重は3.4kg。我が家に来た時には2kgちょっとでしたから、1ヶ月に1kgのペースで巨大化しています。

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そんなリンゴ屋コロちゃん。どうやらお店の商品に手をつけようとした痕跡が見えるのです。リンゴジュースのキャップには無数の傷跡が。現場を見ていないので断定は出来ませんし、まさかウチの子が、という思いも強いので、おそらくこれは棚卸しの時についた傷なのかもしれません。

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と思っていたら、寝ているくせにパタンとダンボールのフタを閉じて証拠隠滅を図る容疑者A。どうも怪しいヤツだと言わざるを得ませんが、今回だけは現行犯ではないので見逃すことに。

それよりも何よりも、これではお客様をお迎えしてリンゴジュースを販売する姿勢とは言えず、大体にしてすでに足が店内に入りきれていないようです。カラダと共に態度もデカくなってきている我が家の「しゃでっこ猫」。そろそろ次の仕事場を見つける時期にきているのでしょう。