キャットタワー

カプッ・・カプカプッ・・。あたっ・・。何者かが私のかかとを噛んでいます。うわっ!大きなネズミか?!はっと起きてみると、ニャンコ先生がスットボケた顔をしてこちらを見ています。

時計はまだ朝の6時半。おいおい、勘弁してくれよ~。今日は休日。せめて9時頃までは朝寝坊をしたい気分。はい?今日は?タワーの建設施工日?それは分かってますってばぁ。

土曜と日曜は販売応援のお手伝い。久々に立ちっぱなしの仕事で足腰はガクガク。体力の無さを痛感するわけですが、8月の中旬頃までは毎週末がこのパターンになることを考えると、ゆっくり休めるのは今日ぐらいしかありません。しかし、数日前に届いた大きなダンボールに入っているニャンコ先生の新しいキャットタワー。もちろん、今日中に建設しないと間に合いません。

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ニャンコ先生の甘噛み目覚ましから身を守り、何とか二度寝しながらも本気で起きたのが8時過ぎ。今月末に1歳の誕生日を迎える我がニャンコ先生のために、仙台スカイツリーとも称される新キャットタワーをプレゼントすることにしたのです。検討会議を経て無事に選ばれた新タワーの資材を前に、まずは建設予定地の選定です。そう広くもない敷地ゆえ、これがとても重要です。

ヘルメットをかぶった作業員は、あっぺとっぺ工務店から派遣されたオヤジ風のオヤジ。なにやら足腰がフラフラしていますが大丈夫でしょうか。では、この場所でよろしいですか?ここであれば、日照権や近隣住民への問題もクリアされるでしょう。現場監督のニャンコ先生は窓際で涼しい顔ですが、資材を運び始めてすぐにオヤジ作業員は汗だくの様子。今日は暑い。

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これまでのタワーは2段モノで高さは約85cm。そして、今回建設される新タワーはなんと153cmですから、てっぺんの展望台では酸素が少し薄くなるほどの高さかもしれません。

次々と資材が運び込まれる現場では、クレーンを使って低層階から確実に組み上げられていきます。なかには、その様子を見上げながらタワーの写真を撮る通行人の姿もみられます。

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建設予定地の選定と、その周辺の整理整頓に1時間半。タワーの建設には小1時間もかからず、無事に新キャットタワーの完成です。最初はフラフラで汗だくだった工務店のオヤジも、はるか頭上にそびえ立つ新タワーを感慨深げに眺めています。途中からそわそわしだしてきた現場監督のニャンコ先生は、この新タワーを視界に収めながら遠巻きにも気になっているようです。

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「サンドリーム」と名付けられているニャンコタワー。高さは153cmで、総重量は25kg。台座自体が厚くて重量があるせいか、とてもどっしりしていて安定感があるようです。もちろん、施工会社である「あっぺとっぺ工務店」の技術も活かされているのでしょう。

耐荷重は20kgで使用頭数は3匹までとなっていますが、まずはニャンコ先生が無事にこのタワーに登ってくれるのでしょうか。彼が使ってくれないと私がこれに登って遊ぶことになりますが、体重を20kgまで減量しなければ、タワー倒壊の危険性がありそうです。