松島焼がきハウス

先々週に「かき小屋仙台港」へ一緒に行った友人と、今シーズンにもう一度だけ牡蠣を食べに行こうという話しをしていました。この類のことは文字通りハナシで終わることが多いのですが、今回ばかりは違ったようです。お互いにもうチョッとだけ牡蠣を食べたかったのでしょう。

大型連休明けは忙しくなりそうなので、行くとしたら1日か2日のどちらか。じゃぁ2日にしましょうかと連絡を取り合っていたところ、松島の焼がき食べ放題はどうか、と友人からの提案。なるほど、それも良さそうですね。むしろ心置きなく食べられるというわけで、それに決定なのです。

CIMG2637

45号線は混んでいるかもしれないと、利府街道経由で松島へ到着したのは14時前。松島センチュリーホテル前の国道を挟んで北向いに位置する「みちのく伊達政宗資料館」。ちょうどその裏手にある「松島さかな市場」の敷地内に「松島焼がきハウス」は設営されています。

ゴールデンウィークとは言え今日は平日。併設されている無料駐車場へクルマを置き、はたして混んでいるのかどうか恐る恐る「焼がきハウス」へ向かってみると、なんと待ち時間はゼロ。

四角形の三方に2人ずつ、計6人が座れるように配置された焼き台は基本的に相席のようで、ちょうど2名の先客が座られて、すでに牡蠣の山も投入された焼き台に通されました。

CIMG2641

CIMG2640

CIMG2642

CIMG2646

料金は前払いで2千円。制限時間は45分の食べ放題です。焼き台の蓋が取られて立ち上る湯気。いよいよゴングが鳴らされました。必要な道具類は目の前のトレイに準備されており、軍手とトング、牡蠣ナイフと割り箸、そして紙エプロン。さぁ、思う存分食べましょう。

すでに焼がきの食べ方に慣れていた私たちは、しばらく無言のまま目の前で口を開けた牡蠣を次々とやっつけます。やっぱり旨い!焼き上がった牡蠣が少なくなると、スタッフがスコップでおかわり分を運んで焼き台の上に投入してくれます。もう、いくらでも食べてくれ状態。

CIMG2648

CIMG2649

CIMG2651

CIMG2659

どうやらテレビ東京の取材陣が来られていたようですが、そんなことに気を取られているヒマはありません。焼き台からの放射熱で汗がだくだく。20個を過ぎたあたりから、何となくペースダウン。

いやいや、まだオードブルが終わったばかりと強がりますが、おそらく30個前後と思われるところで、私だけリタイア。美味しいと思いながら食べられる分量はこの程度だったようです。

結局のところ、友人は40個前後の焼がきをやっつけたのでしょうか。さすがです。訳あってシュリンプマンと異名をとる彼ですが、今日からはオイスターマンと呼ばざるを得ません。

最初に座られていたご夫婦は栃木から。途中から参戦した若いお姉さんたちは東京からお越しになったそうで、もしかしたら、はるばる仙台からという客人は私たちだけだったのかもしれません。

CIMG2688

焼がきとの闘いを無事に終え、汗を引かせるためにも少し散策を。日本三景松島。仙台からこれほど近いにもかかわらず、考えてみれば実に久しぶりです。機会を見つけてゆっくりと楽しんでみるのも良さそうですが、おそらく今シーズンの牡蠣は今日の食べっぷりで終了でしょう。

え?焼がきは今月いっぱい継続すると?いや、もう十分。満足です。たぶん・・。