お好み焼 千房

来客用の掛け布団とマットレスを買いに行きたいんだって~。義理の母からの電話を切ってカミさんが私にそう言いました。マ~ジで~?どこまで~?分かんないけど・・。でも、お礼に晩ご飯をごちそうしてくれるって。え?マジす?はいはい、すぐに準備しましょうかね。

はたして、3名が乗車したうえに掛け布団とマットレスが私のクルマに積み込めるのかどうかは微妙なところですが、お駄賃付きの出動要請があったからには、それに応えるしかありません。すべてが積み込めそうもない場合には、数往復さえすれば晩ご飯に有りつけるわけです。

結局は3店舗を巡り、2組の掛け布団やマットレスに加え、日用品やら食料品でクルマはパンパン状態。それでも何とか使命は完了し、さて何をいただきましょうか。意外にも粉モノが好きな義母ですので、久しぶりにお好み焼はどう?小腹を満たすために先ほど「銀だこ」でたこ焼きをつまんだ3人ですが、お好み焼も全員一致で可決。今日は「粉モノデー」のようです。

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ザ・モール仙台長町にお店を構える「お好み焼 千房」。千房はいったい何年ぶりでしょうか。ams西武のレストラン街にあった頃に行ったっきりですから、おそらく数十年ぶりということになるでしょう。仙台でお好み焼と言えば名掛丁の「小柳」が有名ですが、意外にも学校近くの駄菓子屋的なお店で、お好み焼やたこ焼きを食べさせてくれるところも過去にはありました。

そう言えば、八木山南にもお好み焼ともんじゃ焼のお店があったはずですが、今はどうなったのでしょう。お好み焼自体が久しぶりで、ここ最近では「ぽんぽこぽ~ん」以外で食べていなかった私は、仙台の最新お好み焼事情については完全に乗り遅れていたのかもしれません。

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頼んだのは、もだん焼、イカ玉、そしてミックスの3種。焼き上がるまで少し待たされることになりますが、女性陣は生ビールをグビグビやっています。やがて運ばれてきた千房のお好み焼。うわ・・ソースとマヨネーズが、まるでラテ・アートのように飾られた見覚えのあるその姿。これが実に懐かしく、当時のams西武の情景が思い出されるのであります。

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正直なところ当時の味はまったく憶えていませんでしたが、ふっくらと焼き上げられたお好み焼は実に美味しく、なるほど今もなお人気があることは十分にうなずけます。ひょんなことから数十年ぶりに味わうことができた千房のお好み焼。

意外にボリュームもたっぷりで、3枚を3人で完全に満腹状態。お腹が二回りほど太くなった3人は、すでに荷物が満載のクルマに無事乗り込めるのでしょうか。少しだけそのことを心配しながら駐車場へと向かうのでした。