ペヤング 麻婆やきそば

八幡町の亀恵食堂で「マーボー焼ソバ」に出会って以来、あの食べ物が頭から離れない私ですので、「仙台五目焼きそば協議会」に続いて「宮城マーボー焼ソバ愛好会」が設立されるのではないかと思うと夜も眠れません。そんなある日、とあるスーパーで目にしたカップ麺。正確にはカップ焼きそばですが、なんとその名も「麻婆やきそば」。これは見過ごせません。

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カップ麺業界の半田屋とも言える「ペヤング」から発売されている「やきそばシリーズ」。

手に入れるのは「麻婆やきそば」だけで良かったのですが、麻婆くんだけでは寂しいだろうと仲間たちも一緒に連れて帰ることに。「長崎ちゃんぽん風やきそば」と「韓国風キムチチゲ味やきそば」を加えて、ペヤングやきそば三兄弟となったのであります。さて、その味はいかに。

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ここ何年もカップ麺を食べる機会はほとんど無かったのですが、先の震災以降はカップ麺にずいぶん助けられました。一時期は在庫過剰になるほどのカップ麺にあふれていたのですが、意外に早く迫り来る賞味期限に、昨年の秋頃には慌てて食べまくっていたことを思い出します。

さて、この「麻婆やきそば」は保存用に買ったわけではありませんので、さっそくいただいてみることにしましょう。「新・湯切りシステム」を搭載したという一品ですので取説をきちんを読んでみると、要はお湯を全部捨てないで、残り湯とスープを混ぜ合わせるということのようです。

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その昔、カップ麺に「かやく」が入っていることに、爆発の危険を感じたのは私だけではないはずですが、今回もその「かやく」を入れてから熱湯を注いで待つこと3分。先進メカニズムとも言える「新・湯切りシステム」でお湯を残し、急いで粉末スープを加えてとろみが出るまで混ぜるのです。こんなもんですかね、というところで調味油をたらして「麻婆やきそば」の完成です。

さぁ、実食。うん・・。う~ん・・。なるほど・・。なんでしょうか。麻婆ですから「甜麺醤」の甘さを期待したのですが、チョッとしょっぱさが残るのです。ほんのりオイスターソースと花椒の香りも感じるのですが、全体的に何となく分かりにくい風味となっているような気がします。う~ん・・なるほどそうですか。やっぱりカップ焼きそばは、ソース味に限るのかもしれません。

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これは亀恵食堂のマーボー焼ソバ。結局、この1ヶ月で私は亀恵食堂を5回ほど訪れ、そのうち3回はマーボー焼ソバを食べてしまいました。ペヤングの「麻婆やきそば」は確か78円で手に入れましたが、今回ばかりは8倍以上の価格差をもってしても、本物を食べることを選択せざるを得ません。残る「ちゃんぽん風」と「キムチチゲ味」に期待することにしましょう。