氷点下の仙台

いやぁ~寒いです。ホントに寒いのか、自分が寒さに弱くなってきているのかは分かりませんが、なにしろ寒いんです。今朝の最低気温は、なんと沖縄県を除いた全都道府県で氷点下を記録したそうですから、本当に寒いのでしょう。宮城県内でも、仙台市で氷点下7.4℃、仙台空港で氷点下11.8℃、築館にいたっては氷点下18.3℃(!)と、軒並み冷凍庫状態です。

そして昨日の雪。雪の多い地域にお住いの方からは笑われるのかもしれませんが、仙台市内中心部でもきっちり積もりました。しかも、今日は朝から太陽が顔を出したにもかかわらず、丸1日経っても融けない雪は珍しいことです。勾当台公園でもご覧のとおり一面の雪景色。

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私が住んでいるところは仙台市内でも標高が高く、おそらく気温も1~2℃は低くて雪も多いわけです。例年だと自宅付近が雪景色でも下界は融けていることが多いのですが、今回ばかりは違っていました。やはり、日中の気温が上がらないことには雪はなかなか融けません。

仙台市ではこの時期、市内の除雪と凍結防止剤の散布に注力してくれますが、よほどの降雪量でない限り除雪車は登場せず、ほとんどの場合は凍結防止剤の散布車が出動することになるわけです。昨日も未明からあちこちに出動していた凍結防止剤の散布車でしたが、今回の寒気ばかりは手をこまねいていたようで、残念ながら凍結がほとんど防止されないのです。

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錦町公園も一面の雪景色。そして裏通りもつるんつるん。とは言え、東北人の私は雪道を歩いて一度も転んだ経験がありません。無意識に、それ専用の歩き方に変えるのでしょう。はたして、どうやってんの?と意識してみると、ほんの少しだけ重心を前にしながら、膝を突っ張らずにカカトを強く着地させないようにしているようです。知らず知らずに身についた技なのかもしれません。

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全国的に低温と降雪の被害が出ている今年。もうそろそろ十分に冬は堪能させていただきました。明日は「立春」だそうですが、どうにもまだまだ春は遠い予感です。せめてスキー場以外には、これ以上の雪が降りませんよう。そして、一日でも早く暖かくなることを願うしかありません。