今年最後の冷やし中華

ここ最近は、まさに残暑の日々。おそらく8月の後半よりも今月前半の方が平均気温は高いのではないでしょうか。先週ぐらいには吹く風が少し涼しくなったような雰囲気で、このまま秋に向かうのかとも思ったのですが、なんのなんのまだまだの蒸し暑さ。甘かったようです。

こうも暑いと復活してくるのが「冷やちゅー」です。思い起こせば今年は冷やし中華をよく食べた年で、ざっと考えても前年対比で250%は達成しているのではないでしょうか。とは言え、そのほとんどは家内制。つまり、自宅で作って食べる機会が実に多かったのであります。

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ホウキを掃除機に持ち替えた現代版「レレレのおじさん」と呼ばれている私は、家事も決してキライではありません。正直なところ洗濯系はできればご遠慮申し上げたいところですが、掃除系と厨房系はどんと来い状態。そして、今年になって覚えたのが冷やし中華用の玉子焼き。

これまでも、パスタなど麺類の時にはほとんど私も厨房に立つことが多かったのですが、エラそうにしているわりに仕事は麺を茹で上げて鍋を振るだけ。下ごしらえは、助手であるカミさんの役割りだと考えてまったく手を出しませんでした。なぜかと言えば、出来なかったからです。

やはり、料理でもっとも難しいのは下準備。私の場合、だいたいにして包丁さばきが素人丸出しですので、まったくイケてません。今年は、影の料理長であるカミさんから特別に玉子焼きを任されて試してみたところ、オマエはなかなか腕が良いぞとお褒めの言葉を頂戴したのです。

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褒められると伸びるタイプの私ですので、それ以来まるで子供のように冷やちゅー冷やちゅーと連呼する日々が続いたわけですが、少しずつ涼しくなるにつれてその機会は減る一方。

そして、久々に訪れた玉子焼きのチャンス。なんと今月に入ってからは初めての冷やちゅーです。

実は「だい久製麺」の「元祖冷し中華」が大のお気に入りなのですが、残念ながら今日は売っていなかったとのこと。具材はシンプルにキュウリ、ハム、トマト、ほぼカニ、そしてツナとコーンのマヨネーズ和え、さらに匠の玉子焼き。これが今年の定番なのであります。

もしかしたら、これが今年最後の冷やし中華になるかも・・などと言いながら食後にニュースの天気予報を見たら、明日は今日よりもさらに暑くなります・・ですと。まったく最後じゃなさそうですので、またもや玉子を焼くチャンスをいただけるでしょう。最後こそ「元祖冷し中華」を。