スマートフォンの時代

早いもので今日から8月。ここ10日以上もぐずついた天候が続き、「実は梅雨が明けていなかったとみられる」などと発表されるのではとヒヤヒヤしているのですが、さすがにそれは無さそうです。ヒヤヒヤしている気温は大変ありがたく、おかげで電力使用量も目標達成だそう。

報道では、本日付けで宮城県は自衛隊に撤収を要請し、県庁1階では撤収式が行われたそうです。大震災による自衛隊の活躍は国民誰しもが認めるところで、本日の撤収式の様子や被災地で活動する自衛隊の皆さんの映像をあらためて拝見すると目頭が熱くなるのです。

私たちが子供の頃から現在まで、大きくなったら何になりたい?との問いに、「おまわりさん」と答える子供の数は少なくなかったのでしょうが、今回のことで「じえいたいになりたい!」と答える子供たちが増えるかもしれません。それほど彼ら彼女らの存在がこれまで以上に身近に感じ、その勇猛果敢な姿が、私たちの目に強く焼き付けられたことは間違いありません。

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さて、ちまたではスマートフォンを目にする機会が増えてきました。アップル社のiPhoneが先陣を切ったとも言えるスマートフォン市場ですが、昨年末あたりから docomo や KDDI などでもラインアップを拡充するようになり、今や契約数の半数以上がスマートフォンだとか。

多くのテレビCMはもちろん、テレビドラマでも劇中で使用されるケータイは、よく見ると今やスマートフォンという状況。docomoでは、今後発売する新製品の3分の2はスマートフォンにすると豪語しているようで、おそらく来年の今頃には普通のケータイ機の選択肢は狭そうです。

持つだけで通信費用が大幅に増えてしまうスマートフォンを今後大幅に拡充されるのは、各通信会社の小さな陰謀に思えなくもありませんが、これも時代の波と言えるのかもしれません。これまでまったく興味の無かった私でも、ここまで騒がれるとチョッと調べようかと思うのです。

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数ヶ月前のことですが、ファミレスで隣のテーブルに座ったオジさん二人組。オジさんと言っても、実は私と同じくらいの年齢なのでしょうが、そのうちの少し太った1人がスマートフォンと格闘しているのです。私と同じように少し老眼なのか、たまにスマホから目を離してジッと考えこんだり、操作しようとする指が画面の1cm手前で数秒間止まったり。なんだかスマートではありません。

その様子を見ながら、おそらく私もスマートフォンを持ったらこうなるに違いないと確信したわけですが、体型がスマートではない人にもスマートフォンを売ってもらえることが分かっただけで、少しホッとしたのであります。しかしスマートな機種をスマートに操るには訓練が必要となりそうです。

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少なくとも月々4千円ほどの通信費用が増えてしまうスマートフォンを、安易に導入できるほどの余裕は残念ながらありません。しかし、この手のデジモノは決してキライというわけではなく、その費用増を補って余りある効果があるのであれば、考えないわけにはいきません。費用対効果です。

今は、機種がどうこうというよりも、スマートフォンを導入して何が出来るのかを調べています。つまり、仕事で役に立つアプリケーションにどういうものがあって、それは仕事の効率にどう寄与するのかを。少なくとも、一度外出してから必要な情報を取り出すために自宅へ戻らずに済むというのは大きな利点で、この小さな機械がそれを可能にしてくれそうな気もするのです。