八木山ベニーランド

ヤンヤンヤヤー♪八木山の~♪ベニーランドに行ってまいりました。おそらく私は150年ぶりぐらいかと思いますが、園内にいらっしゃったご年配の係員の方に伺ったところ、開園したのは昭和43年とのことでしたので、150年ぶりというのは勘違いも甚だしいとのことでした。

それにしても懐かしい。ベニーランドの「べ」の文字をあしらったトレードマークと、例のCMソング。仙台市民はもちろん宮城県民であれば、ベニーランドを聞いたことがないという人を探す方が難しいのではないでしょうか。それほど、私たちには馴染みの深い総合遊園地です。

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今年のゴールデンウィークに、姪のちびっ子たちを八木山動物公園へ連れていった際、隣に見えたベニーランド。良い子でいたら夏休みにでも連れてこようと約束していたわけですが、子供というのは恐ろしいくらいに約束を忘れません。これは、私たちも見習うべきなのでしょう。

そして、どうやら彼はあれ以来最大限に良い子でいたらしく、ベニーランドへ行く権利を堂々と主張していたようです。結局は、主役のちびっ子とその高校生の姉、そして姪本人と私たちも加えた総勢5名。今日の午前中から、久しぶりのベニーランドへと向かったのであります。

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はたして私はいつ以来なのか、まったく憶えていません。もしかしたら、自分自身が小さい頃、親に連れてきてもらった時以来なのでしょうか。いや、少し新しめと思われるアトラクションも記憶がありますので、おそらく学生時代にでもデートなどで訪れているのかもしれません。

とは言え、何を隠そう私は昔から絶叫系がダメダメで、回転系もヘタレ小僧なのであります。となると、こういった場所で楽しむには、せいぜいゴーカートかアーケードゲームなど。ということはとりあえず内緒にして、今回は保護者予備兵兼カメラ係だけに徹することにしたのです。

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それにしても未だに「昭和」の香りが色濃く残る園内。すでにディズニーランドなどに慣れ親しんだ人たちには、この昭和感がまったくイケてないと感じられるのかもしれませんが、この堂々とした「日本の遊園地」的な施設も、その存在意義は大いに認められるところでしょう。

ジェットコースター、メリーゴーランド、コーヒーカップは遊園地の三種の神器。だれもがワクワクしたこれらの施設が今もこうして活躍していることは、実に感慨深いのであります。

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今回ちびっ子を連れて来るということがなければ、私もこうして楽しむことができなかったのかもしれません。そういった意味では、ちびっ子のおかげとも言える今日のベニーランド。彼には、またどこか行きたいところがあれば遠慮なく言いなさいと。私も楽しめるのだから。

震災の影響で2つの施設は休業していましたが、それでもちびっ子を楽しませるには十分なボリュームです。今年いっぱいは入園料を割引きして営業するらしい八木山ベニーランド。

市内から20分足らずで到着する場所にこの遊園地が存在することは、昔も今も私たちにとって一つの誇りと言ったら大袈裟なのでしょうか。少なくとも、あのCMソングは仙台の誇りです。