半田屋の冷麺

台風の影響で一日中ぐずついた天気となった昨日から、ぐっと気温が下がった宮城県地方。10日以上も続いた真夏日から一転して涼しくなったのですが、今日も気温が上がらずに太陽は顔を見せて実に過ごしやすい一日となりました。先日まで暑い暑いと言っていたこの口で、こんなんでは寒い寒いと嘆く私。タオルケット一枚だけでは、風邪をひきそうです。

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先週は少しだけ調子をコイたせいで、昼食予算が減少気味に。気を取り直して今週は菓子パンと牛乳という、まるで中学生時代のような昼食を楽しんでいたのですが、さすがに2日も続くと何か他のものを食べたくなります。そこで白羽の矢を立てたのが、久々の半田屋。店頭ではいつも通り期間限定メニューのPOPが私の胃袋に揺さぶりをかけます。

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入店する前に目に留まったのは冷し中華と冷麺のPOP。冷し中華というのは何となく想像できますが、半田屋で冷麺というのは意外です。しかも、330円の冷チューに対して冷麺は280円。でも、この冷麺・・ホントに大丈夫なのでしょうか。ほんの少しだけ不安が残ったので、ここはもう一品ゴーヤチャンプルに保険を掛けて、まずは試してみましょうぞ。

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一定数量が作り置きされて並べてあるゴーヤチャンプルをトレイに乗せて、麺類はレジでお願いして会計を済ませるシステムです。コレと、冷麺をお願いします。現金一括払いで。

ほどなくして、「冷麺4番でお待ちのお客さま~」と。はいはい、私でござる。待っている間にレンジで温めておいたゴーヤチャンプルとお冷、そして本日の主役である冷麺を自由席まで運びますが、おや?冷麺の器がきちんと冷やされています。わりとやりますね、半田屋。

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見た目は何とも質素な冷麺ですが、一口麺をすすると意外や意外。ちゃんと冷麺です。スーパーなどで買ってきて自宅で作るような、もっともスタンダードな価格の冷麺に似ており、もちろんきっちり冷やされた程よい酸味のスープと、ちょうど良い量のキムチの辛さも私の口には十分な美味しさです。保険のつもりだったゴーヤチャンプルも、ゴーヤにもう少し歯応えを残して欲しかったとは言え、豚肉や豆腐など具材の量とバランスも絶妙で、なかなか美味しいのです。

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まさに「半田屋 夏の陣」とも言える限定メニュー「冷麺とゴーヤチャンプル」。お会計で支払った440円以上のパフォーマンスを感じたのは、なにも菓子パンと牛乳に慣らされていたからだけではなさそう。たまに立ち寄ってみると面白い、私のホームキッチンなのです。