宮城県運転免許センター食堂

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本来であれば、今年4月の誕生日前後1ヶ月が更新手続の期間だった運転免許証。震災の影響で宮城県内の各運転免許センターにも被害が及び、3月11日以降に更新手続き期限が到来する人に対しては、8月末までの延長期間が与えられました。

私は4月中に免許センターを一度訪れたのですが、残念ながらその時にはまだ更新手続きは再開しておらず、またそのうちにということに。

気が付けばあれから3ヶ月。おそらく期限の8月になれば、末日に近づくにつれて混雑してくるだろうと、本日に重い腰を上げて5年ぶりの宮城県運転免許センターへ。仙台は曇り空だったのですが実に過ごしやすい気温。しかも、今日は片道10kmちょいですから自転車で行ってみようと。運転免許証の更新手続きに自転車で、もちろん免許証を携帯して向かいました。

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午後の受付時間は13時から14時。途中でマックに寄ってハンバーガーにでも喰らいつこうと考えたのですが、あ!そう言えば食堂があったはず。運転免許証の更新時以外には利用することはないだろうと思うと、つい食べたくなってしまうのです。

免許センターに到着したのは12時45分。どう見ても自転車で乗り付けているのは私だけで、コイツは免停中だと思われたに違いありません。

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すでにセンター内では13時の受付開始に向けて多くの人が列をなしています。ありゃりゃ。一瞬どうしようかとも思ったのですが、夕方まで何も入れずに胃袋を放置するのもどうかと。受付が遅れたとしても、どっちみち講習の開始時間は決まっているはずなので、ここはまず腹ごしらえが重要。受付時間が始まろうとしている頃の食堂は、もちろん空いているわけです。

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ワンパターンと言えばそうなのですが、少し肌寒い今日は迷わず味噌らーめんを。確か5年前もここでラーメンを食べているはずですが、何となく業者さんが変わったような気がしないでもなく。

公的施設内のセルフサービス食堂にしては、すべての献立がおおむね100円ほどは高いように感じるのですが、一般的に考えれば決してそうではないのかもしれません。

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ほんの少し魚粉の香りも漂うちょっぴり甘めのスープと、意外にもトロっとやわらかいチャーシュー。この類の食堂にしては手の込んだ味噌ラーメンは、想像していた以上に気合が入れられた一品。身体を動かして空腹だったせいもあって、最後のスープまで一気に完食でした。

食後には無事に受付や写真撮影などを済ませ、14時半からは不届き者チームへ用意された2時間の講習。これがちょうど先程の味噌らーめんが胃袋から腸へ送られる頃で、眠いのなんの。あくびを噛み殺すことは出来ても、頭を首だけで支えることはもはや不可能な状態です。

満腹で講習に挑むのも良し悪しだということですが、次回にこの食堂を訪れることができるのは5年後、ではなくなぜか3年後。これははたして喜ぶべきか、悲しむべきなのでしょうか。