昨日に電話で話しをしていた友人との会話のなかで・・そう言えば、あそこのタイ料理屋さんが再開したみたいよ、と。え？マジで？やっと開いたんだ～。ほいじゃ近いうちに食べに行きましょう。情報に感謝！
ということがあったと思ったら、さっそく本日に別の友人が網に掛かりました。ちょっと～ たまには昼飯でも？という電話。ほら来た。ほいじゃ、タイごはんですな。
青葉区木町通にお店を構える泰国料理店「サバイ・サバイ」。４月の下旬に訪れた際にはまだ再開しておらず、近くの中華食堂で食べました。その時も同じ友人。そしてその前、３月10日に訪れたのも今日と同じ友人でした。その時のことは当日のブログの記事で書いたのですが、実のところその次の日、つまり３月11日にもここで食べたのです。なんと、連日で。
あの日は午前中に桜ヶ丘で仕事があり、次の予定が14時でした。前日に味わったナンプラーがあとを引き、しかもその時に気になっていた「鶏肉と野菜炒めライス」がどうしても食べたくなり、一人でお店に入ったのが13時頃。いや～やっぱり美味しいなぁ・・などと独り言をつぶやきながら定禅寺通りへと向かったのです。それから起こる大地震のことなどまったく予想だにせず。
自分でもそのことを思い出したのは、しばらく経ってからのことです。そう言えば、あの日はあそこで昼ご飯を食べたんだっけ。それから１ヶ月以上は自分が何を食べたという意識も記憶も定かではなく、人間は何を食べようが何を食べまいが何とかなるものだと思ったのです。
そして本日も、私がいただいたのは「鶏肉と野菜炒めライス（ガイラーカオ）」。友人は３月10日と同じ「タイの豚角煮（タイパロー）」をチョイス。小さじ３杯のナンプラーと少々の唐辛子を加えていただくタイ式野菜炒めは、あの日とまったく同様で、実に味わい深い美味しさでした。
震災以来再開出来なかったのは、やはり皆さんがタイへ帰国されていたからだそうで、ようやく今月の15日から営業を始められたとのことでした。もしも私たち二人が絶大なチカラを持つ魔法使いであれば、時を３月10日まで戻して次の日は無かったことに出来るのですが、残念ながらそこまでの力量は持ち合わせず。しかしながら、こうしたお店の再開は実に嬉しいことです。
