タイごはん サバイ・サバイ

さて、ここで問題です。次のうち、仙台市青葉区木町通にあるタイ料理レストランはどれでしょう。

1.ヤバイ・ヤバイ

2.イズイ・イズイ

3.ムズイ・ムズイ

4.サムイ・サムイ

5.ケバイ・ケバイ

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常に頭の中に入っていないものでも、直接それを見ることによって急に思い出すことがあります。それだけ、看板やPOPが消費活動に対して果たす役割は意外に小さくないのかもしれません。今日も、13時に待ち合わせをしていた友人との電話を切ったとたんに脇を通り過ぎた一軒のお店。あ!すぐに掛け直して「そういえば、昼飯は?タイごはんでもいかが?」と。

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実に久しぶりです。昼も夜も利用したことのあるこのタイ料理店。おっかさん風のタイ人女性が料理を作り、スタッフにも数人のタイ人女性がいらっしゃることは、タイ料理をいただく雰囲気としてはこれ以上を望めません。しかも、特にランチは全品680円という、おめでタイ価格なのです。

タイに行ったことがない私は、こちらで出される料理の数々が本格的なのかどうかは判断できません。しかし、本格的かどうかはさほど問題ではなく、私たちが食べて美味しいと感じるかどうかが重要だと思うわけです。その点、こちらのお店は個人的に太鼓判であります。

今回は二人とも「タイの豚角煮」を。これを食べるのは初めてでしたが、確か以前は無かったランチメニューです。特製のタレでじっくり煮込まれたやわらかい豚肉と卵が、どこから見てもこれは間違いなく角煮と煮卵だと思わせます。そのままでも実に良い味わいなのですが、お店側の勧めによって唐辛子と酢、そしてナンプラーを加えてみると、ど真ん中の美味しさです。

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アルコールが飲めないくせに、熟成系や発酵系食品が大好きなワタクシ。苦手とする食べ物はまったく無いどころか、ブルーチーズはもちろん塩辛やアンチョビのタレも大好物で、そのせいか、しょっつるやナンプラーに代表される「魚醤」も大好きであります。個人的には魔法の調味料だと感じているナンプラー。この風味を味わうことも、タイ料理の楽しみの一つです。

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仙台ではそう多くないタイ料理レストランの「サバイ・サバイ」。その建物も内装も決して洒落ているとは言い難いのですが、オープンしてまだ数年とはいえ、こうして着実に営業を続けておられるところを見ると、こちらのタイごはんで舌鼓を打つファンが確実に増え続けているのでしょう。