とても洒落たネーミングのビスケットに目が留まりました。小袋が10個入って168円だという「クリスピーキッス」。名前からすると、小粒でサックサクパリパリした食感なのでしょうか。なんとなく美味しそうです。小腹が空いた時に、あるいはテレビを観ながらのオヤツにはもってこいでしょう。味は２種類で「チーズ＆チキン」と「シーフード」。え？な、なぬぅ？
本日の２月22日は「猫の日」。そう言えば、毎年どこからかその話題が聞こえてきたように思うのですが、今年はまったくの無防備でした。「２２２」のニャンニャンニャンで猫の日だというのは、ずいぶんと強引なこじつけのような気もしますが、ペットフード工業会などが1987年に制定したといいますから、意外にも歴史は古いようです。
「リャンリャンリャン」で『麻雀の日』。あるいは「ふーふーふー」で『五目餡かけ焼きそばの日』でも良さそうな気もするのですが、今回はそんな屁理屈をこねている場合ではなく、我が家の伯爵にも何か捧げ物を・・と物色していたところ見つけたのが、このビスケットなのです。
今年で18歳を迎えるニャンコ伯爵。昨年の夏ぐらいから水を飲む量が格段に増え、そのせいでトイレの回数も量も増えました。当初は猛暑の影響だと考えていたその状況が、実は加齢による腎臓機能低下によるものだという事を伯爵の主治医から聞いたのは昨年の秋。
それからすぐに、おやつのドライフードを腎臓機能サポート系のメディカルフードに切り替えて今日に至るわけですが、今のところは食欲も脚力も、まったく衰える様子は見せていないようです。以前よりも少しだけ甘えん坊になってきたような気もしますが、それはそれで良しかと。
人間も動物も、残念ながら永遠の命など有り得ません。ニャンコ伯爵が縁あって私たちと暮らすことになり、はたして幸せだったのかどうかは誰にも分かりませんが、少なくとも私たちは彼に仕えることが出来て実に幸せだったと感じています。これからも、できる事なら永遠に。
