ビルヂングとビルディング

どうでもよいことが気になる場合があります。その一つが「ビルヂング」。なぜ「ビルディング」ではなく「ビルヂング」なのかということです。どこか伝統的でレトロな雰囲気をかもしだすその名前。最初に目にしたのは約25年ほど前。ちょうど七十七銀行 芭蕉の辻支店が入っているビルで、記憶が定かであれば「新仙台ビルヂング」と表記されていたはずです。

青葉区大町の「芭蕉の辻」と言えば仙台人は分かるはずですが、ちょうど日本銀行仙台支店から見て対角線の南西向かい角。気になって本日しばらくぶりに確認してみたところ、「新仙台ビルディング」になっています。あれれ?これは私の大いなる勘違いだったのでしょうか。

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仕事をしていると自然にビルの名前も覚えてくるものですが、大いなる勘違いに悔しくなり、仙台の市街地で記憶にある「ビルヂング」の存在を確認してみることにしたのです。まず、せんだいメディアテーク向かいの「仙台橋本ビルヂング」。

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次は、県民会館・・いや、東京エレクトロンホール宮城の向かいにある「定禅寺パークビルヂング」。かつて、ここの1階にはアメリカのパソコンメーカーである「Gateway」のショップが入り、私の記念すべきパソコン第1号を購入したのであります。

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勾当台公園市民広場の西側に「仙台パークビルヂング」。12月のライトアップで知られています。

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ご存知の方も、お気付きの方もおいででしょう。これらはすべて「泉パークタウン」や「ロイヤルパークホテル」でお馴染みの、三菱地所関連のビルのようです。伝統的に「ビルヂング」の表記を用いてきたようですが、東京の丸の内などでは「ビルディング」の表記に変わったそうですので、おそらく仙台でも現在のビルが建て替えられれば「ビルヂング」は消えるのかもしれません。

いずれのビルもまだ古いとは言えませんので、「ビルヂング」が消えるのが先か、私が消えるのが先か、といったところになるかもしれません。それにしても、芭蕉の辻にあるあのビル。やはり以前は「新仙台ビルヂング」だったような気がします。

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番外編ですが、中央通りから東四番丁を本町方面へ北に入ったところ。今も懐かしい「角川ビル」のワンプロック北に位置する、これまた懐かしい「勝山ビルデイング」。もちろん勝山企業が保有するビルで、その昔ここに勝山が運営していた「天かつ」という和食屋さんがあったはずです。「ビルデイング」と表記されたうちの大きい「イ」が、泣かせるじゃありませんか。