長町駅前イルミネーション

光のページェントが突然の休止に追い込まれてからちょうど1週間。先週の火曜日にボヤ騒ぎが起こり、それから関係各位による必死の復旧作業の甲斐もあり、当初の予定よりもずれ込みはしましたが、明日には全面復活するとのことです。今日のニュースによると、仙台市の奥山市長も「光のページェント」に対しては財政面も含めて協力していきたいとの嬉しい発言。

今晩の18時過ぎに定禅寺通りをクルマで通った際には、全面で試験的な点灯が実施されていましたが、今回のことで私たちは「暗い定禅寺通り」も体験したわけで、この時期の「灯り」が仙台にとっていかに貴重なものであったかも同時に感じ取ることができたのかもしれません。

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長町方面にお住まいのお客様からお聞きしていた長町駅前のイルミネーション。綺麗に整備された駅前の植え込みに散りばめられた電球も実に美しいのですが、それよりもさらに驚いたのが多くの「光る球体」です。この物体は、いったい何なのでしょうか。宇宙人の卵?

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「触れないでください」との注意書きが添えられたその球体は、ぼわ~ん・・ぼわ~ん・・と様々な色に七変化するのです。そしてよく見ると、一つ一つに何か文字が書いてあります。これまでに見たことのないこのイルミネーションはもの凄くキレイで、多くの人の想いが綴られた球体は音も立てずに何色にも光り輝き、その「想い」を宇宙まで届けているかのようです。

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駅前の南側に小さく設置されたこの球体コーナー。設置場所は小さくとも、そのインパクトは決して小さくはなく、なぜか飽きることなくいつまでも眺めていたくなってしまいます。この幻想的な場所にこれ以上何かが必要だとすれば、それは気の利いた音楽とベンチかもしれません。

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17時に点灯されるという長町駅前イルミネーション。長町駅で下車して帰宅する人たちは、おそらくこの光りで毎日の疲れが癒されるのかもしれません。それにしても素晴らしいこの光る球体。是非とも長町イルミの定番となり、毎年その数も増やしていただければ圧巻でしょう。