赤鼻のトナカイ

今日から12月で、今年も残すところあとわずかとなりました。月日が経つのは本当に早いもので、今思えば正月から春までは何となくゆっくり過ぎたような気もするのですが、桜が咲いてからはあっという間。梅雨の記憶はほとんどなく、とんでもない暑さの夏が長期間に渡って居座り、やっと紅葉が始まったかなと思ったらもう12月。今年はそんな印象の一年でした。

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12月と言えば、仕事でもプライベートにおいても様々なイベントが重なる時期で、一年間の中で人やクルマの往来も非常に多い月となるのでしょう。その結果、ややもするとイライラすることに出くわす場面もありそうですが、何とか楽しい事を考えながらやり過ごすのが「吉」でしょう。

特にクリスマスに向けては、個人的には一年のうちでもっとも音楽を聴く時期かもしれません。ひどい渋滞中のクルマの中でも、クリスマスソングを聴きながら街のイルミネーションを眺めていれば、焦る気持ちも徐々に和らいでゆったりとした落ち着きを取り戻してくるのであります。

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さて、サンタクロースの「そり」を引くのは猫や牛ではなくトナカイと相場が決まっています。

話しによると、9頭のトナカイの中で「ルドルフ」という子供のトナカイだけは鼻が赤く光っており、仲間から笑われていたのだと。しかし、ある霧の濃いクリスマスイブに、霧の中を進むのにその明るい鼻で道を照らしてくれないかと、サンタから大抜擢を受けて先頭を任されたのだそう。

それ以来「ルドルフ」は仲間からも大絶賛され、歴史に残るトナカイとなった、ということのようです。今年はいくつかの「赤鼻のトナカイ」を聴き比べてみるのも面白いかもしれません。