仙台七夕まつり 2010 願いの短冊

平成に入ってから2番目に多かったという「仙台七夕まつり」の人出。偶然にも開催日3日間が週末に配列されたことと、最近の恵まれ(過ぎ)た天候も重なってか、非常に多くの見物客で賑わったようです。かくいう私も、遠方からやってきた親戚のご案内なども含めて、2度ほど見物へと繰り出したのであります。その模様を、何回かに分けてお伝えします。

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さて、この仙台七夕まつり開催期間中は、仙台市内の名だたるアーケードはもちろんのこと、仙台駅やその他いたるところで綺麗な七夕飾りを目にすることができました。市内中心部に堂々と飾られる大型のモノや、少し郊外の商店街などでは店主手作りのモノまで多種多様な七夕飾り。

それらを眺めるためには、どうしても上を向いて歩いてしまうのですが、ふと視線を落としてみると、そこには願い事が手書きで記された七夕短冊が風に吹かれて願いを発散しているわけです。

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短冊も色とりどり実に様々で、事前に書かれて用意されたもの、あるいは見物客がその場で記して思いのまま竹に吊るしたものまで、少し視点を落とすだけで、七夕飾り同様に楽しめます。

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本来は、その個人の願い事を覗き見することなど大変失礼な行いだと叱られるかもしれませんが、七夕短冊の場合には見方によって「公開願掛け」のような側面もあり、なるほど~とうなずくものから、ぷぷっと吹き出しそうなもの、あるいは感動的なものまで、まさに多種多様です。

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市民広場には、その場で「短冊」に願い事を書けるスペースも用意され、私たち日本人はもちろん外国人の人たちも、皆さんそれぞれ思い思いにこの小さな紙へ願いを込めていたようです。

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単純に考えれば、この「短冊」も七夕飾りの一つだと言えるのかもしれませんが、こうして見ていると「飾り」などという軽いものではなく、紙の大きさに反比例して実に大きなモノだという気がするのです。で?オマエは書いたのかと?もちろん。オネダリと願い事は得意ですから。